アサカツ・・・タブレット端末など
永吉小学校と永吉商店街を中心とした地域活性の自由な団体「動く永吉」。伊達商店さんのご好意により空き物件を無償で借りることができました。5月から、毎週水曜日の朝に集まって話し合いの場を設けています。(通称:アサカツ)議題はその日によってまちまち。誰が話を始めるのか、誰が話の腰を折るのか?も含めて楽しいひとときです。この動きは隣町や大隅半島まで広がって、芸術家やデザイナー、ファシリテイターなど、スペシャルゲストが登場したことも何度かありました。このブログで何度か紹介させていただいている日吉の唄者、満冨啓城さんも常連のひとり。いつも美味しい焼き芋などを持って颯爽と登場されます。もう77歳?だと思うのですが、好奇心の持ち方が半端なく・・・刺激されることがしばしばあります。先日も、この会議に刺激されてタブレット端末を購入〜Facebookを始められたという連絡を受けました。嬉しい!これだけでもアサカツを続けている意義があったと思います。
「子供にスマホをいつ与えるか」という親として定番の悩みは良く聞きますが、僕の願いはどちらかと言うと「地域のご年輩方にスマホを持たせたい!」という方向性なんです。高齢社会、情報弱者・・・「地元の情報を地元の人ほど知らない」という事態が随分と長い間続いています。ネット上の情報というのは、レベルの差は当然あるのですが地域を客観視して誇りを持つきっかけになる筈。自分で情報をアップ出来るようになれば、尚更です。また、ネットオンリー世代は、逆に新聞を読んだりテレビを観ることも必要だと思っています。僕もテレビを遮断していた時期がありますが、今は違います。面白くてクオリティの高いものに出会える確率はテレビの方が未だに高いと感じ始めているところです。どこかで歩み寄らないと世代格差や地域格差の問題はなくならないでしょう・・・。