ジェネレーションギャップを感じた最後の授業
イラストレーションゼミ、今年最後の授業があった。学生の作品を講評し、指導する中で「〇〇は知ってるよね?」と語りかけるが、まるで知らない。年の差はおよそ30歳だから、僕が80歳のおじいさんから講義を受けているような状況だと思えば、諦めがつく。「マガジンハウス」「村上隆」「メビウス」これらを、学生は知らなかった。ついでに言うと「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」も誰一人として観ていない。
同じ世界に生きているという気がしない。デザインを学んでいる同志として見守りたいが、この差は如何ともしがたい。
逆に言えば、彼らの情報源、知っていること、興味のあること。好奇心の矛先。それらを僕はまるで知らないのだろう。
そんな訳で、摂取している文化背景は諦め「純粋な描写力」という、ただ一つの軸が彼らと自分を結びつけているのだと信じることにする。しかし、この「描写」という言葉も実は厄介だ。整理されたデザイン表現の対極にある言葉として使ってしまうから。それらは究極には両立出来るんだけど・・・
来年度からは指導の仕方を変えたいと思う。いいアイデアがあったら教えて欲しい。
バジル
2016/02/07 23:57
この写真のアングル、まるで外国の風景のようで、素敵ですね。
デザインのことはよくわからないのですが、例えば最近亡くなったデビッドボーイも今の若い人はほとんど知らないと思いますけど、色んな意味でつねに革命的な存在でした。
色々なミュージシャンは彼から何らかの影響を受けて、現代の日本にも継承されているように感じます。そういえば、昨年、サブカルチャーを学ぶテレビ番組があって、とても興味深かったです。
ohtematic
2016/02/11 05:06
バジル
2016/02/11 19:10
宮沢章夫氏のトークと授業は、結構ツボにはまりました。
再放送もですが、シーズンⅢもリクエストしたいです。
pta
2016/02/12 12:32
同じ時代に青春時代を送ってるわけじゃないので、自分の影響されたものと彼らの周辺にある同じ様なものを結びつけてあげて表現につなげがるように指導したほうがノビシロも育つと思いますが。おっさんたちの言う「近頃の若者は・・」というボヤきほどウザイものはないので。。
ohtematic
2016/02/17 13:08
ohtematic
2016/02/17 13:10
pta
2016/02/18 12:57
pta
2016/02/18 13:08
ohtematic
2016/02/29 22:20