スダジイ
いつも一緒に地域活動をしている仲間から誘われて、平日の昼間に散歩をして来ました。
川久保橋のたもとで待ち合わせ、1時間近く永吉川沿いを吹上浜の方向に歩き、折り返して来ました。
普段見慣れている景色の筈ですが、それはあくまでも車の速度であって、知っている様で知らない風景ばかりです。都会では様々な看板がどんなお店なのかを伝えてくれますが、実はそれ以上に自然界から得られる情報は数限りなくあります。
モズの投稿と内容がダブってしまっていますね・・・。
散歩の途中で見つけた木(おそらく、スダジイ)は、株立ちがなかなかいい感じ。一番太い幹が台風か何かの影響で折れ、それを取り囲む様に脇から新しい幹が次々に出て来たのでしょう。
水田や畑の真ん中に立っている木には、花時計としての役割があると、昔民俗学の授業で聞いたことがあります。例えば、桜の蕾(つぼみ)がこのくらいの大きさになったら田植えの時期だ、とか・・・そういうことです。そういう意味でこの木も、昔から何かの目印としての役割があったのでしょう。「木陰で休める」という機能があることは、言うまでもありませんね。