「ぞ展2」無事終了
9日間の会期中、1600名超の方々に観ていただき、大成功と言っていい数字を残す事が出来ました。ご来場いただいた皆様ありがとうございました。
この「ぞ展」、作品のクオリティやジャンル、世代がバラバラ過ぎて、観ている方はもしかするとヒヤヒヤしていたかも知れません。実は、自分にとってもこの展覧会は「賭け」の要素が随分強い。技術力の高い美術会派に所属し、高質な展覧会を毎年行うような動きとは真逆ともいえます。自分にとってどう位置づけするのか、参加していいのかも含め、客観視出来ず臨んでいる状態です。
自分は今子育て中なんですが、男の子三人の絵から非常に高い「想像力の源」とも言える刺激を得ながら暮らしています。それは、プロフェッショナルがこだわる「質」とはまったく異なる軸に存在しています。
今回の展示でも、若手作家の、ある意味未熟な作品が目立ちました。しかしその未熟さは、何を持って未熟なのか、今の自分には説明することは出来ません(いや、もちろん理論的にダメなポイントをあげることは幾らでも出来ます、しかしそれは重要ではない)。こうした作品を「美術館の壁汚しだ」と非難する人もいると聞きます。しかし今の自分には、そうした人たちと同じ空間にいることの意味が何となくつかめています。似たような人たちが集まるよりは断然心地いいのです。
だから、今回のような展覧会が当たり前になり形骸化してしまったら、その時はもう終わり。自分は違う居場所を探すことになるのかも知れません。















チャリーモくん
2018/09/25 17:03
今こうして画像を見返すと、立体展示であることが判りますね。
カオス感の強い展示でしたが、ノンフィルターの生水を飲むようなドキドキ感が良かったです。
とても気に入った作家さんと作品にも出会うことができましたし。
ohtematic
2018/09/25 17:14
チャリーモくん
2018/09/25 17:27
「真似がしたくなるもの」「自分もやってみたくなるもの」というのが僕の良いプレゼンテーション基準なので、その点でも良い展示でした。
ohtematic
2018/09/25 17:42