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date 2019.1.2
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pizza moconeco

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 伊集院にある「徳重神社」に初詣に行ってきました。
pizza moconecoさんが元日から営業しており・・・帰りに3枚注文〜。
こうした移動販売を中心にお店を立ち上げる、という話を聞いたのが2年ほど前だったでしょうか?車を選定する段階から相談を受けており、デザイン周りなどを担当しました。
 昨年11月に開業1年。かなり順調な成績を残している様です。石窯を積んだこのトラックの助手席に乗ったことがあるのですが、蒸気機関車か!と思わせる様な熱気(熱風?)を感じました。
それだけに、焼きたてのピザの味は格別です。
 三が日は、徳重神社で営業されているそうです。どこかで見かけたら、ぜひ一度味わってみてください。

date 2019.1.1
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2019スタート

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新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
***
例によって年賀状の投函が遅れております、頂いた方には必ずお返事を差し上げますので、お待ちください〜
画像は24年前の亥年の年賀状。1995年、ですねえ〜。この時期は「マックを使ってイラストを描く」という喜びを最大限に発揮していたのではないでしょうか、そもそも、技法として新しく、使っているだけで、みんなが驚いていたんですから。24年も経ってしまった現在では、例えばCMや映画を観て「これCGだよね」という言葉を発する時、そこに「インチキ」というニュアンスも含まれてしまう。CGであっても本物でなくてはいけないという、厳しい時代を迎えています。結局のところ「誰にも真似の出来ない、自分しか知り得ないコト」を作品にするしかないのだと思っているところです。

date 2018.12.31
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2018年の出来事(6)2018年の音楽

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1.Cornelius : Ripple Waves
2.Ed Motta:Criterion of the senses
3.The Sea and Cake : Any Day
4.Yukihiro Takahashi : Saravah Saravah!
40年前のレコーディング、ヴォーカル部分だけ現在の声に入れ替えたというアルバム。Saravah!を買うのはリミックス盤もあったからこれで3枚目〜
5.冨田ラボ:M・P・C
6.Meshell Ndegeocello:Ventriloquism
7.KIRINJI:愛をあるだけ、すべて
8.Benny Sings:City Melody
ジョー・ジャクソンの名盤「Night and Day」のジャケットを意識しているな〜。
9.Michael Franks : The Music in My Head
***
イラストレーションを製作するにあたり、今年もいろんな音楽に助けてもらいました。創作活動において最も大切にしている事を、音楽の中から再発見することもよくあるんです。自分にとってデザインとは、計画とほぼ同義語。そんな訳で音楽も、客観性があり、きちんと整理されているものが好きなのかも知れません。ここで紹介した9枚、例えば1-4-5-7-8は音楽家同士の繋がりもありますね。また、2については、スティーリー・ダンとジョージ・デュークを併せ持ったような、リッチで的確な音像が楽しめます。昆虫ジャケもツボ。9は、8に元ネタを提供していると思われるAOR界の大御所です。大御所ともなれば、歌い手としていろんなプロジェクトに引っ張られすぎてしまう人も多いのですが、草食系マイケル・フランクスは独り静かに篭りながら創作活動を続けている印象があります・・・エライ。
***
今年は色々あって、ブログを一番サボった一年でもありましたが、来年はペースを戻したいと思います。
さようなら2018年。来年もオーテマティック・コムをよろしくお願いいたします。

date 2018.12.31
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2018年の出来事(5)2017~2018年の音楽・サントラ編

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続いてサントラ編
1.Black Panther The Album Music From And Inspired By
2.犬ケ島
3.SOLO:The Star Wars Story
4.BABY DRIVER
music from the motion picture
5.Hidden Figures
6.STAR WARS: The Last Jedi
7.BABY DRIVER
volume 2:the score for a score
8.Blade Runner 2049
9.The Spielberg / Williams Collaboration
10.Incredibles 2

date 2018.12.31
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2018年の出来事(4)2017年の音楽

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 音楽を聴きながら仕事をしています。文章を書いている時に、日本語の音楽が流れてくると、完全に重なるのでアウトなんですが、イラストを描く作業と、音楽を聴く耳・・・両者は全く違う脳の部分を使っていると思われ、両方同時に出来るんです。
 そんな訳で昔から音楽を選んで聴く習慣があります。FMを流しっぱなしで作業というのも、あまり経験がない。そして、Apple MusicやSpotifyにも手を出していません。オススメの音楽が多すぎると、自分の感覚が狂ってしまうような気がするんです。
 昨年は個展の準備中で、年末にまとめ記事のようなものを書く暇がなかったので、2017年に購入した主な音楽の中から、2016〜2017年に録音されたものを紹介します。
 「ヘン顔特集かよ!」と思わせるような・・・そんな特徴的なジャケットが並ぶ結果となりました。
1:TORTOISE:The Catastrophist
2:THUNDERCAT:DRUNK
3:MICHAEL McDONALD:WIDE OPEN
4:Björk:UTOPIA
5:MOCKY:HOW TO HIT WHAT AND HOW HARD
6:TODD RUNDGREN:White Night
7:HARUOMI HOSONO:Vu Jà Dé
***
8:勝新太郎:夜を歌う
これは1960〜1970年代に録音されたものでしたが、どうしてもこの顔ぶれに同居させたくなってしまいました・・・

date 2018.12.31
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2018年の出来事(3)~Steve*MusicのSwitch of LIFE

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 霧島アートの森で行われた個展「Ohtematic2018」。その最終日の前夜に、アートの森にほど近いキャンプ場で、打ち上げが行われました(最終日は搬出作業があるので慌ただしい)。その会場に、東京から彗星のごとく現れた太田伸志さん。栗野駅からタクシーで駆けつけてくれたんです。この時、自身の新しい会社であるSteve*Inc(スティーブ・アスタリスク)を立ち上げたばかりで、かなり多忙な時期だったと思います。
 打ち上げの流れで話が盛り上がり、最終日の橋本泰久氏(アメタ食堂)とのトークショーも、急遽、司会進行役を務めていただくことになったんです。彼の、透明感があるのに、どこか物凄く濃い独特のムードに、随分と助けられました。今更ながら、快く引き受けてくださったことに感謝、感謝です。
 その太田さんが10月に、Steve*の音楽部門、Steve*Musicを立ち上げ、no.9というアーティストの新作「Switch of LIFE」をリリースしました。発売後すぐにオンラインで購入。ずっしりと重い作品(画像)が届きました。
そしてこの音楽作品には、CDは入っていませんが、CDを入れる「くぼみ」はしっかりと彫られています。ダウンロードコードが記されているだけ・・・つまり、CDという形態をお望みであれば、ダウンロードしたファイルを自由に焼いてジャケット内に収めて欲しい。iTunesなど、配信で楽しむ世代には、質量を伴わない形態で楽しんで欲しい。その二つの意味が込められた仕様になっているということなんですね。ダウンロードされたフォルダには、しっかりiTunes用のジャケット・アートワーク画像も入っていました。
 LP、CD、配信などなど〜目まぐるしく変わっていく音楽鑑賞の形態。僕たちの世代は、中学校〜高校あたりの美術の授業で、必ずと言っていいほど「レコードジャケットのデザイン」という課題がありました。そんな訳で配信全盛の現在でも、パッケージメディアに対する拘りに、ちょっと寄っている。しかし太田さんの世代は、パッケージメディアとしての音楽と、情報としての音楽、その狭間で両者の魅力を最も的確に表現できると思うんです。その現時点での答えが、必要以上の?重量をまとった、物質としてジャケットだったのではないでしょうか。是非、この重さは手にとって欲しいなあ。

date 2018.12.31
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2018年の出来事(2)~高田ゲンキ著「フリーランスで行こう!」に登場

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 時を同じくして、高田ゲンキさんも書籍を出版しました。こちらは自分の作品集とは違って飛ぶような勢いで売れているように感じます。彼との出会いは16年ほど前。吹上町にある「ギャラリー野月舎」で開催された個展に神奈川からノーアポで、公共交通機関を使って駆けつけてくれたんです。自分はこの時、36歳か・・・。このマンガには、その時の様子が描かれています。自分の記憶の中でも、かなり鮮明な出来事ではあるのですが、マンガとして振り返ったのは初めて。マンガですから良く描かれすぎているという側面もありますが、基本的にはあの時の記憶と一致しているんです。
 たまたま、ゲンキさんにとっては自分がきっかけになり、フリーランスという働き方〜ベルリン移住へと突き進んでいく事になる訳ですが、今、自由に働きたい人にとっては、かなり勇気付けられる内容になっていると思います。結局のところ、好奇心と行動力を支える確信、覚悟があるかどうか、なんだと思います。
 (前回の記事で紹介した)自分の作品集は、野月舎の想い出から16年が経過しているという意味で、この「フリーランスで行こう!」の続編的な・・・未来編という意味を持っていると、勝手に思っています。あの頃は子供もいませんでしたし・・・歳を重ねると、考えること自体も変化していくのです。

date 2018.12.31
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2018年の出来事(1)~Ohtematic2018

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今年の2月27日から4月15日まで、霧島アートの森で行われた「Ohtematic2018」という、これまでで最も大きな展覧会。2017年のほとんどと、2018年の前半は、個展に気持ちを奪われていたと言って良いでしょう。去年の今頃は会期を目前にして「心ここに在らず」という状態が続いていたんですね。この展覧会の軸になっているのが、同タイトルの作品集(画像)なんです。
1.生い立ちとイラストレーターになるまでの半生 2.これまで19年に渡って続けてきたブログから抜粋した思想をスケッチで紹介 3.今回の展覧会のためのオリジナル作品 4.インタビュー
という構成。鹿児島大学の井原慶一郎教授に監修していただきました。デザインは村山淳さん。通常のイラストレーション作品集とは違って読み物的な要素もあり、しかも表紙を除いてはモノクロームなので、実物を見ずに(カラーのイラストを期待して)購入した方はがっかりされたかもしれません・・・。
自分のこれまでの活動がまとまった、という意味で今回の個展は、死んだような感覚に陥りました。実際、開催される前日、前々日と自分が死ぬ夢を二夜連続で観たんです。

date 2018.12.23
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「歳の市」無事に終了〜!

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「歳の市」無事に終了しました。来場者の皆様、出店者の皆様、地域の皆様、どうも有難うございました。このイベントに関わるようになって、多分10年が経過しました。地域活性化グループの「動く永吉」を立ち上げてからは8年目。途中で悪天候に見舞われましたが、今までで一番可能性を感じた1日でした。みんなが当事者意識で動いていて、誰に言われるでもなく、それぞれに楽しんでいるムード。子供達、学生、大人、おじちゃんおばちゃん、高齢者の方々、年齢層や立場のバランスも最高に良い!歌、踊り、占い、工芸、紬、エネルギー、ワークショップ、フリーマーケット、花や野菜、韓国・香港・マレーシア・エジプト〜世界の料理。小さな地域の商店街が舞台。この組み合わせが、自分にとっての「最先端感」だなあ。
カッコイイ訳でもなく、カッコ悪い訳でもない。誰もがリラックスできるような場所になっていました。これが年に2回というイベント時だけではなく、願わくば日常へと繋がること。これが目標です。舞台はあるし面白い人も沢山いる。あと必要なものは何かな〜

date 2018.12.14
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AIの予測

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2018年もそろそろ終わり。
今年印象に残った報道を一つ紹介したいと思う。6月27日にMBC南日本放送で放送された「どーんと鹿児島・平成と鹿児島〜人口減少の衝撃〜」の一部である。京都大学と日立製作所が未来シナリオを人工知能に予測させたところ、都市集中シナリオは破綻し、「健康・幸福・人口の持続可能性の点から地方分散型が望ましい」という結果が出たのだ。
これをどう見るかは、今自分が暮らしている場所や社会的立場で大きく異なるだろう。自分は「最新テクノロジーは弱者に味方する」と信じたいし、政治や経済よりも「人間に大切ななもの」をAIは弾き出しているのではないだろうか。人工知能と言ってもいろんな側面があるだろうから、一概には言えないけれど・・・とても良いニュースだと感じた。2026年に分岐点が来るということだから、今は我慢の時期、未来に期待したいですね。