今年の初夢は、なかなか良かった。
寝る前に観たテレビ番組〜タモリと隈研吾の対談(隈氏は短いコメントの中で、刺さる発言を繰り返していた)と、寝る前に聴いたpodcast〜2018年の映画ベスト10(レディ・プレイヤー1)の印象が残ったまま眠りについたことで、いろんなイメージが夢に出てきたのだった。
巨大な競技場の中をSFにまつわるグッズがぐるぐると飛んでいて、僕はその中を走っている、そして、何か・・・バトンの様なものを手に持って、ちょっと前を走るフィン(スターウォーズのキャラクター)に渡している。そんな夢だった。別に何が起こっているという訳ではなく、自分がその中にいるという状況。「これは初夢だ!」と解っていたから、ぼんやりと起きて「これは記憶しておこう」と念じたが、また寝てしまった。
そして1月2日になり、家族と「シュガーラッシュオンライン」を観に行った。「ズートピア」を観たときもそうだったけど、最近は物語の起承転結以上に、設定自体でヤラレタ感があった。
初夢と映画の共通項はかなり多く、夢、仮想空間、現実、が繋がって見えたお正月のひと時だった。
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初夢
2018年の出来事(1)~Ohtematic2018
今年の2月27日から4月15日まで、霧島アートの森で行われた「Ohtematic2018」という、これまでで最も大きな展覧会。2017年のほとんどと、2018年の前半は、個展に気持ちを奪われていたと言って良いでしょう。去年の今頃は会期を目前にして「心ここに在らず」という状態が続いていたんですね。この展覧会の軸になっているのが、同タイトルの作品集(画像)なんです。
1.生い立ちとイラストレーターになるまでの半生 2.これまで19年に渡って続けてきたブログから抜粋した思想をスケッチで紹介 3.今回の展覧会のためのオリジナル作品 4.インタビュー
という構成。鹿児島大学の井原慶一郎教授に監修していただきました。デザインは村山淳さん。通常のイラストレーション作品集とは違って読み物的な要素もあり、しかも表紙を除いてはモノクロームなので、実物を見ずに(カラーのイラストを期待して)購入した方はがっかりされたかもしれません・・・。
自分のこれまでの活動がまとまった、という意味で今回の個展は、死んだような感覚に陥りました。実際、開催される前日、前々日と自分が死ぬ夢を二夜連続で観たんです。