今年の初夢は、なかなか良かった。
寝る前に観たテレビ番組〜タモリと隈研吾の対談(隈氏は短いコメントの中で、刺さる発言を繰り返していた)と、寝る前に聴いたpodcast〜2018年の映画ベスト10(レディ・プレイヤー1)の印象が残ったまま眠りについたことで、いろんなイメージが夢に出てきたのだった。
巨大な競技場の中をSFにまつわるグッズがぐるぐると飛んでいて、僕はその中を走っている、そして、何か・・・バトンの様なものを手に持って、ちょっと前を走るフィン(スターウォーズのキャラクター)に渡している。そんな夢だった。別に何が起こっているという訳ではなく、自分がその中にいるという状況。「これは初夢だ!」と解っていたから、ぼんやりと起きて「これは記憶しておこう」と念じたが、また寝てしまった。
そして1月2日になり、家族と「シュガーラッシュオンライン」を観に行った。「ズートピア」を観たときもそうだったけど、最近は物語の起承転結以上に、設定自体でヤラレタ感があった。
初夢と映画の共通項はかなり多く、夢、仮想空間、現実、が繋がって見えたお正月のひと時だった。
Tag: 永吉
初夢
シロチドリのヒナ
6月19日は、年に一度の吹上浜の亀パトロールの当番の日でした。長潮で、海は穏やか・・・亀の足跡は、2〜3日前に上陸したと思われるものは数本見つけたのですが、新しい足跡はゼロだったんです。
そんな中、懐中電灯の明かりに、おそらくシロチドリのヒナと思われる鳥が駆け足で近寄って来たんです。メンバーの一人の手の中にすっぽりと収まってじーっとしている。「もしかして親と勘違いしているのではないか?」とも思ったんですが、砂浜を引き返す途中でそのヒナはピョコンと手から砂浜にジャンプして立ち去ったのでした。
親鳥の声が聞こえたのか、手の中で温まって正気を取り戻したのか、巣の匂いがしたのか分かりませんが、不思議なひと時でした。
川遊び
トンボが撮影に立ち会ってくれました。奇跡的な位置を飛行してくれました!合成じゃないですよ
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梅雨に入ってからも晴れの日が多い鹿児島。近所の川に遊びに出かけた時の写真。
永吉銀座最新情報
2年前から毎週土曜日の朝「アサカツ」という話し合いの場を設けています。地域の有志で廃屋をメンテナンスして「永吉銀座」と命名され・・・、建物自体が呼吸をし始めて、ついに歩き出した!そんな状態なのです。事情を知らない人には、何も伝わっていないと思いますが、これまでのちょっとした歴史や現在の様子が明日7日(水)のMBCテレビ「ど〜んと鹿児島」で放映されますので、ぜひご覧ください!
テレビ放映に合わせて、画像の通り今週は永吉銀座のスペシャルウィークとなっております。
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6月7日(水)アジアン料理コップチャイ 11:30〜15:00
スペシャルウィークに限らず、毎週月・火・水はコップチャイさんの営業日となります。
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6月8日(木)雑貨&ネイル&Cafe 10:00〜17:00
Orange Pekoe・TOMATOさんのかわいい小物や雑貨〜ツメを保護するネイル・Youさん〜つるさね農園の無農薬野菜〜カフェコーナー〜ランチボックス
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6月9日(金)ジュンちゃんの1day Cafe 10:30~16:00
韓国料理のランチ 800円 キムチの販売 500円 雑貨コーナーもあります
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6月10日(土)+6月11日(日) お洋服のバザー 10:00~16:00
主催:アフガニスタンの医療を支援している「レンゲ草の会」女性3人。
カレーズの会を通してアフガンの医療・教育に20年以上支援金を送り続けています。鹿児島市外での開催は初めてです。
収益金は全てアフガンに寄付します。
お洋服はレディス、子供服、紳士物もあります。usedですが、上質の品揃え。なんとこの品質で殆どが100円〜500円。
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6月15日(木)陶芸展&Cafe 陶芸の展示販売 10:00〜17:00
つるさね農園の無農薬野菜〜カフェコーナー〜ランチボックス
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6月16日(金)マナコーヒーの珈琲教室 10:30〜16:00
美味しいコーヒーを淹れましょう。珈琲教室は軽食と珈琲豆のお土産つき 2,000円
「ロングテーブルギャラリー」(日曜日の過ごし方)
昨日(4/23)10時から16時半まで「永吉銀座」の壁面にぬいぐるみが飾られる1日だけの展覧会がありました。
(場所についての基本的な説明をしておきますと)ここ、以前は猫が住み着いていた、ほぼ廃屋に近い建物でした。手前の空き地にも廃屋があったのですが危険なので地権者と交渉して取り壊してもらいました。
地域の皆さんの協力のおかげで、この場所の価値が変わり始めています。「ぬいぐるみを飾って何になる?」という疑問を持つ方も少なくないはず。しかし、昨日の例で言えば、この建物を中心に子供達が遊ぶ様になり、泥団子を作ったり、オモチャを撮影したりと、想定外の遊び場が勝手に形成されました。焼きそばや炊き込みご飯、メロンなどの差し入れもあって・・・少ない参加人数でしたが意味としては「大賑わい」だったんです。
「既に価値が創造されている場所には興味がない」「消費者にはならない」これはほとんどのクリエイターが持っているサガの様なもの。そういう意味で自分にとって田舎は面白い場所です。
最近「大寺さんはゴルフはされないんですか?」という質問を何度か受けました。あの様に、誰かが整備した美しい場所、ルールも決まっているところに乗り込んでいくのは、なかなか厳しいものがあるんです。同じくテレビゲームについてもそう(今はテレビゲームって言わないかな)。誰かが作った世界に飛び込んで時間を費やすというのが、どうにも苦手なんです。スーパーファミコンをやっていた時期もありましたけどね。やはり作る方が断然楽しいから。
この展覧会を企画した浅倉光雄さんが「不毛な取り組みに付き合わせてしまって申し訳ない」とおっしゃっていましたが、いやいやそんなことはなく・・・一見無駄と思えるもの、ノイズの様なものに真剣に向き合えて素敵な日曜日でした。
展示についての監修はMichiko Masumitsuさんでした。ありがとうございました。
蓑笠市ハイライト(6)初参加編
蓑笠市ハイライト、今回がひとまず最終回です。
画像上:「山ちゃん堂」今回初出店でした、昨年末に中部地方から移住してきた若いご夫婦のお店。古民家に残っていた小道具や食器を(もちろん持ち主の許可を得て)、「お好きにど〜ぞ」という看板を掲げてタダで持ち帰っていただくという企画でした。同時に、ギザ10(側面がギザギザの十円玉)も集めていましたが・・・これは山ちゃんの師匠に届けるために継続的に行なっている活動だそう。
画像中:竹迫出さんによるワークショップ(EDION千田デンキの店内)。
画像下:北畠清仁さんのブース。「江口浜の防潮堤によって吹上浜の砂の流れが変わった」という説明パネルが並んでいます。北畠さんとは「西田橋の拓本」の展覧会で知り合ったのですが、常に公共工事のあり方を見つめていらっしゃる方です。
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「蓑笠市」は進化を遂げている訳でもなく、後退している訳でもなく・・・毎年の参加者の業種やスタイルによって随分と雰囲気が変わります。次回は12月に行われる「歳の市」です。スタッフが毎回足りていないので、一緒に活動出来る方を随時募集しております!一緒に永吉の未来を考えましょう〜!
蓑笠市ハイライト(5)
永吉の有名な香港料理屋さん「聚福園」。マスターの蔡永祥さんのパワーはとどまることを知りません。いつもアサカツを行なっている「永吉銀座」の修復工事も、蔡さんの手による部分がかなり大きいんです。まだ「永吉銀座」が朽ち果てた古民家だった頃に「埃がたまっているから水洗いした方がいい」と言って、ホースを室内に持ち込んでジャージャーと、家を丸ごと洗っていた姿も印象的でした。
料理人の腕はお墨付きですが、それ以上にオブジェや遊具制作にかける情熱もハンパないのです。聚福園に行ったことのある方はお分かりだと思いますが、お店の周辺には蔡さんの手がけた作品がズラリと並んでいます。いくら作っても満足しない、という気持ちが伝わってきます。画像上は、ずっしりと重い亀のオブジェ。よく見ると卵を生んでいますね。
画像(中)は、いつも聚福園にある飛行機の遊具。子供が乗れる大きさです。プロペラも激しい音を立てながら回りますよ〜。
画像(下)は、今回の蓑笠市で蔡さんが担当された食品ブースの模様。こうして写真に撮ってしまうと非常に分かりづらく残念ですが、いつもは空き地で車が停められているんです。そこに香港料理「聚福園」韓国料理「Cafe J」パン屋とお菓子「前田家」、それから初参加の海老原さんによるお抹茶席も設けられ、とても不思議な空間が出来上がっていました。
蔡さんの瞳は、いつも子供の様にキラキラしています!
蓑笠市ハイライト(4)
隣町の観光牧場「鳩野牧場」さん。これまではポニーでしたが、今回は普通の馬(なんという種類なのか分かりませんが)の乗馬体験。やはり動物がいるとイベントの雰囲気が随分と変わりますね。なんと鳩野さんはこの馬に乗って会場まで駆け付けて下さいました。この日は天気が悪く、いつもの様にトラックに馬が乗ってくれなかったとのこと。
鳩野牧場さんは酪農体験や、牧場婚活イベントなども開催されているそうです。
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