
そこで、僕はどうやってこれからのSWと付き合っていけば良いのか?という問題が浮上してきます。
(1)「旧三部作とその特別編、エピソード4-6」(2)「ルーカス監督の新三部作エピソード1-3」(3)「エピソード7以降」
・・・とそれぞれの年代で楽しみ方を分ける必要があると感じています。
(1)については、当時どれだけの革命的作品だったのか、SWなくして現代のポップカルチャーは存在していないという事実を若い世代に伝える。何が凄かったのか?を生理的に感じているのは私たちの世代だけだから。ソフト面だけではなくハード面も強調したい。ILM、ピクサー、THXなど、SWを避けて通っている人にも恩恵はありますよね。
(2)今回公開された「エピソード7」で、逆に際立ったのが「ルーカスが成し遂げたいこと」。彼はストーリーテリング以上に映像技術の進歩に興味がある。そういう意味でフレッシュなアイデア満載の新三部作は、アイデア自体を楽しむことに徹したい。表層的なCGI作品ではなく、やはりSW世界の一番の魅力はコンテクストを感じさせること。背景社会の膨大な情報量に着目です。
(3)新しい世代にSWの魅力を伝えるために作られた今回の「エピソード7」。シリーズ中、物語自体は一番面白いとも言えます。脚本、人物の配置には文句のつけようがないのでは?特に前半、ジャクーを脱出するまでの物語が転がっていく様子は最高ですね(BB-8自身も転がっているので余計にそれを感じてしまいます)。ミレニアム・ファルコンを操縦しているという実感も持てましたし。このシーンの出来が良すぎるので後半のスターキラーベースのシークエンスはポー・ダメロンの操縦のうまさはビシビシ伝わってきますけど、逆に小ぢんまりと感じてしまうんです。全体的に、マーベルシリーズで見られるような「CGIてんこ盛りで何も残らない」演出とは違って、かなり紳士的に、最近の映画としては「かなり地味目」に各シーンがまとめられていました。ここの好感度はズバ抜けて高いです(前述した〜矮小化した世界観〜と相反する見解ですがお許しください)。終盤、BB-8とR2-D2の共同作業によって地図が完成する場面、これはSW世界を若い世代に継承する象徴的なシーンでもあります。親として、子供達にどうやってSW世界を知ってもらえばいいのか試行錯誤している毎日ですが、低い年齢層にも、歴史を感じさせる〜十分すぎる重みのある作品に仕上がったと言えるでしょう。
























