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date 2005.3.13
category garden
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イボタガ


2004年2月29日撮影。家のパーゴラの柱に、何やら見慣れない物体が・・・!近づいて観察してみると、蛾の交尾であることが解った。2匹が上下対称にくっつき、正方形に近いカタチになっていたため不気味だったが、見ているうちに美しい模様が確認できた。ペルシャ絨毯の様な・・。左右の幅は10センチくらいだろうか。大きめの蛾である。その後、図鑑で調べたところ「イボタガ」という種類である事が判明。蛾を研究している人たち、いわゆる「蛾やさん」の間でも人気が高いということだった。あまりの美しさに、個展「ナロウ・レンジ」の「発展」という作品の右下に取り入れた(studioコーナー参照)。鹿児島に来てから、動植物の「一次情報」を手に入れることが出来るようになった。芸術作品や工業製品のほとんどは自然界からヒントを得て作られる。そういう意味では、都市部に住むよりも作品作りのネタが(触感的に)多いのではないかと思っている。

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