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date 2005.4.7
category garden
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作品を燃やす


パイプとビニールで出来た車庫を取り壊す事が決まり、その中に収められていたいろんなものを整理している。近くにある処分場に2日連続で通い、この先必要のないものは捨てた。庭で燃やせるモノは、どんどん燃やす。写真は15年ほど前、B全のパネルにアクリル絵の具で描かれた作品。過去の自分に別れを告げる、という程大げさな儀式ではない。愛着が無くなっている作品ばかりだったので、灰にするのは思ったよりも楽だった。たまに、過去の自分に驚くこともあるが(こんな線が引けたのか、カタチが描けたのか・・・など)、結局は、その時代に戻ることは出来ない。今の自分には、今の作品しか描けないのである。調子が悪ければ、調子の悪い状態を作品にして残すだけだ。続けているという行為自体に、価値があるのかも知れない。(それにしても焚き火は楽しい)

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