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date 2005.5.9
category garden
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アートマーケット


鹿児島のアートシーン
アートマーケットVOL.7
5月8日 KTS(鹿児島テレビ放送)ナマ・イキVOICE主催による、アートマーケットが開催された。2001年12月にスタートして今回が7回目。鹿児島県民交流センターの前庭と屋内を使い、114ブースの出展があった。内容は、絵画、イラスト、陶芸、テキスタイル、アクセサリー、パフォーマンスなど様々。今回は村上隆さんが直接来場されたり、スメリーによるステージ(泣きました!)もあって、充実した一日となった。僕は何故か昨年度より審査員の一人として、参加している。今年初の試みとして、「地方からのアート発信」をテーマに審査員によるトークセッションが行われた。建築家の高崎正治さん、現代美術家の藤浩志さん、松陽高校教諭の宮薗広幸さん、アートプロデューサーの山口裕美さん(トウキョウトラッシュ)とご一緒させて頂いた。山口さんの巧みな司会進行により、あっという間に1時間が過ぎてしまった。「地方」という呼び方や意識を捨てる、メディアから遠ざかることのメリットやデメリット、都市部を離れて孤独に浸ること、誰がアートを評価するのか、若手作家がどのようにアーチストとしての立場を確立していくか・・などなど。ステージ上で話す機会は初めてだったので、どの程度話せたのか頭の整理は出来ていないが、自分が鹿児島に来て、いろんな意味で「覚醒」出来たことを経験として伝えたかった。
気になる審査結果ですが・・・
グランプリ niji (越間彩華さん)
準グランプリ 徳永直子さん
3位 gregor publishing company (岩元貴之さん)
4位 中之間ともこさん
5位 Citroens Garden (永仮拓哉さん)
審査員特別賞
山口裕美賞 針金職人のりおさん
宮薗広幸賞 盛永省治さん
藤浩志賞   zamza. net
荻原久美子賞 Karinaさん
・・・でした。
おめでとうございます。
僕は学生の頃、公募展に何度も何度も応募し、落ちまくった。ある時点から評価されようと思わなくなってしまった。自分のスタイルが公募展向きでない、と都合のイイ様に考えるようになり、そのようなシステムから逃げ続けていた。そのような自分が審査する立場になるとは、皮肉なものですね。経験からすると、誰かに評価されることと、仕事(活動)を地道に続けていけることは全く違う事であると言えます。僕も、まったく綱渡り状態のまま模索しつつ、活動を続けています。

Comments: 3 comments

  1. マスカラスター

    アートマトークセッションお疲れさまでした。
    ウチも家族でアートマ初体験しました。
    お会い出来ずに非常に残念でしたが、
    モニター越しにトークセッション拝見させてもらいました(笑
    次回は参加して内側から見てみたいなと思うイベントでした。
  2. このメンバーでのトークセッションぜひ見たかったな~。
    さぞかしディープな話題が展開されたのでしょうね。
    テレビで是非拝見したいと思います。
    ・・・昨日の私は文化とは程遠い肉体労働に浸っていました。
  3. マスカラスターさん→
    会場にいらしたんですね〜。お会いできず残念でした。モニター越し・・というのは、音声もきちんと聞こえていたのでしょうか。緊張している様子が伝わりましたか?
    110さん→
    肉体労働・・というのは、例の趣味でしょうか?それとも庭造りとか・・?テレビでは今週の土曜日に放映される予定です。トークセッションの模様が映るかどうかは、解りません。