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date 2005.10.15
category garden
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チャーリーとチョコレート工場


ティム・バートンの新作を観てきた。成人するまではルーカス、スピルバーグ、コッポラに多大なる影響を受けた。成人してから最も尊敬すべき映画監督と言えばティム・バートンだろう(その他は、ジャック・タチやジュネ&キャロなどが続く・・・沢山いるけど)。彼の持ち味は大衆性と、偏執狂がギリギリの位置でバランスを保っている部分だ。アリものの原作を自分の世界観実現のために調理しまくる。今回は、そういう意味で集大成、そして成功作。平和なシーンでも背景がグロテスクだったり、かわいい動物が残酷な役回りをしたりと、全編、陰陽が同居しているので不安定な気分は最後まで持続。彼の美学が貫き通された傑作でした。
(写真は、2年前のクリスマスに仲間に頂いたケーキです!)

Comments: 5 comments

  1. フリオ

    ワタクシもちょっと前に観に行きました。独特の空気を最後まで楽しめました。ウンパ・ルンパを連れはとても気に入ってました。
  2. 面白かったですよね!音楽も良かったし♪ウンパルンパ最高!!
    お腹の出てる足の短い中年オヤジなんだけど、カワイイんですよねぇ。うちにも10人程欲しい~~。
    ウンパルンパがプールでシンクロしてるところって、
    有名なフランス映画をパロディってるんですか?(スミマセン、何も知らなくて)
  3. フリオさん→
    ウンパ・ルンパは、全てフリオさんに総入れ替えしたバージョンを観てみたいですね。意外としっくりくるかも!?個人的には、ウォンカーの父がドゥークー伯爵だったところが◎でした。最近、クリストファー・リー売れてますね。
    kazunanさん→
    ウンパ・ルンパ・・場内でも女性の笑い声があちこちから聞こえてきました。やっぱり、アレってカワイイ部類なんですね!フランス映画のパロディかどうか僕も解りませんが、空中レビュー時代の雰囲気でしたよね。
  4. アクリル製エレベーター、実現してみたいような・・・。テレビで物質移動のシーンは一人で大受けでした。
    全てが計算された微妙な完成度で、大人の映画?
  5. 110さん→
    え〜!観られたんですか?もしかして「初アミュ」ですか??「アミュ・デビュー」ですか?まあ、それはいいとして、確かにあのエレベーターは110さんテイストでしたね。ティム・バートンの映画って、作家性が強いから古くなりにくいんですよね、正に大人の映画です。