キングコング
「キングコング」ようやく観ました。素直に面白く、感動できる超大作でしたね。ピーター・ジャクソンは「ロード・オブ・ザ・リング」と今回の作品で、世界観の確立と、映画監督としての不動の地位を築いた様に思います。ジャクソン作品は、根底に「突出した純朴さ」が流れていますね。そのあたりが人を引きつける大きな要因になっていると思います。作家としての視線に、揺るぎがない。ティム・バートンほど斜に構えてもいない。王道をひた走りつつ、芯は小さな気持ちというか・・そのあたりが羨ましい。若き日のスピルバーグとルーカスに通じるモノがあるし、CGIの使い方に至っては、既にその2人の巨匠を超えています。精神的なリアリティとデジタル技術の絡みが絶妙と言うか・・。自身も『4作目の「ロード・オブ・ザ・リング」のつもりで製作した』と語っていた通り、島のシーンでは空間の捉え方や色調、怪物に至るまでがそのものでしたね。1930年代のニューヨークも、完璧に再現されていました。映画の全ての魅力が詰まっていると言っていい188分・・相変わらず長い彼の映画ですが、劇場で観られる時間は、あまり残されていないと思いますので、是非!
パスキア
2006/02/01 08:02
次の土曜日、「ミュンヘン」を観るか「キングコンング」を見るかで迷っています。う〜む、どちらも見るかっ!?
ナオミ・ワッツの演技はどうだったのでしょうか(笑)
オリジナルはモノクロだったと思うのですが、
今の子供たちって、ほんと凄まじい映像を見ながら成長していくんですよね。イマジネーションふくらむでしょうね〜。余談。
スピードについてこれてるのでしょうか。余談。
ところで、
ジャクソン監督。パスキアも好きな監督の1人です。
相当に頭がキレる模様。
かつて劇場で『ロードオブザリング』を見たときは
あまりのドラゴンクエストな展開と、長丁場に
ふっと隣を見てたら連れが寝ていたのをおぼえています。
なので当たり前のように2・3は1人でした。ちなみにアカデミー賞を総なめした最終章『王の帰還』では涙がぽろり。まだまだ心はピュアだったでのす。
むむっ、CGIにいたっては巨匠二人を超えている!!!
土曜日、きまったようです。
マティック
2006/02/01 16:10
迷ったら両方観る・・これは鉄則ですね!ナオミ・ワッツ・・・地味で良かったですよ。ピーター・ジャクソンの映画って、トレンディ感がない・・そこがスゴイというか、逆に長持ちする映画だと思います。
映像で全てが表現出来るようになったからと言って、子供のイマジネーションが膨らむかどうかは、ちょっと解りません。むしろ、麻痺してしまう心配があります。僕らの世代は映像における行間を読めるけど・・。