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date 2007.8.19
category garden
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ル・コルビジェ展@森美術館


東京3日目、ホテルを早めにチェックアウトしてまたしても六本木へ。今度は森美術館にて「ル・コルビジェ展」を観る。「スティーリー・ダン」と「ル・コルビジェ」、濃すぎる六本木体験・・・。開場まで40分ほどあったので展望台でぐるっと東京を眺める。都心は昔に比べると緑が増えたように思う。金が集まる地域は確実に美しくなってきている。これだけの景色を見せつけられると、何というか・・・人口が都心に集中してしまうのもやむを得ないという感想。展望台の中には夏休み限定なのか、水族館まで併設されている。水槽が幾つか並んでいるが、こちらもそれなりにお金が注ぎ込まれており・・・。何もこの景色と水族館を組み合わせなくても・・・「金にモノを言わせている感」に何ともやるせない思いが。東京に来るといつもそうだが・・・鹿児島はどうやって地域の価値を高めていけばいいのか、そんな事を考えてしまう。ここから本題・・「ル・コルビジェ展」である。オーテマ・ハウスにいろんな色を取り入れたのは彼の「インドの家」の写真に強烈な印象を受けたからだった。素人なりに建築の本は読んできたが、ここまで大規模な展覧会を観るのは初めてだ。今回の展示は彼のアトリエや集合住宅の原寸模型、絵画、彫刻など様々な角度から彼の思想を探求する内容。圧倒的なボリュームの作品群であった。帰りにミュージアム・ショップでDVD~BOXを手に取ったがすぐに諦めてカタログとポストカードを購入。これらは鹿児島に戻ってから、部屋と庭をいじる教科書になる予定・・・。

Comments: 7 comments

  1. 東京での移動をたどらせていただきながら「あの暑さの中、すごい!」と驚きました。アグレッシブなマティックセンパイですね!
    森タワーの高層水族館(にしてはちゃっちい…)、蛍光カラーの熱帯魚見ながらペリエを飲もうって…コンセプトですよね。それなりのお値段してましたが、どうみても坊津の海の方が美しい。「金にモノを言わせている感」とはまさしく。鹿児島だったら無料なのに!
    六本木は鹿児島の未来のあり方を教えてくれていますよね。
  2. はなさん→
    いやあ、アグレッシブでしたね、まさしく。高層タワーで熱帯魚とペリエ・・・バブリーだなあ東京は!
    それにしても六本木ヒルズ・・・展望台から下界を見たり、コルビジェ展を見たりすれば感動する訳なんですが、冷静になってみると、ホリエモンと村上(ファンド)氏が住んでる場所じゃん!と思ったり。そういう、悪者が集まらない場所を目指すしかないですね、鹿児島は!
  3. 私は6月にみました。コルビジェ。
    彼の作る白の建築作品と、それとは対照的な絵画との組み合わせの仕方が、生活の中の絵とは何かを物語っているようで、興味深かったし、感じる物がありました。
  4. 僕もいきました!
    まだの方におすすめしたいのは、
    コルビジェ展の後に、武蔵小金井にある江戸東京たてもの園に行って
    前川国男邸を見に行く事です。
    いろんなところにコルビジェの要素が見られます。面白いと
    個人的には思います。
    運が良ければ二階にも上がれるかも!
  5. チャイナッツさん→
    6月に行かれたのですね・・・。さすがチャイナッツ、鹿児島のファッションリーダー。コルビジェ、午前中は絵画の制作、午後は建築という生活だった様ですね。羨ましい・・・!
    しば氏→
    御無沙汰しております。そういえば以前にも「江戸東京たてもの園」を勧めてもらった記憶が・・・。まだ行ったことはないのですが、いつの日か行ってみたいです・・・。
  6. はじめまして。
    コルビジェ展でこちらに来ました。
    私も昨日、行ってきました。
    鹿児島の~というところ。
    私は香川県に住んでいますが、同じ事を思います。
    また遊びに来ます。
  7. kさん→
    コメント、有難うございます。香川からわざわざ観に行かれたんですね。
    地域の価値を高めるのは難しい、とは言ってみたものの、東京もそろそろ限界に来ている様な気はします。もうすぐ反動の波が押し寄せる事を期待しています。