桜島現想 野添宗男展
明日10月29日(土)から10月10日(水)まで、鹿児島市下竜尾町のホワイトギャラリーにて、野添宗男さんの個展「桜島現想」が開かれます。
桜島にアトリエを構え、孤高の作家として活動されている野添先生。最初に作品を拝見し、お話を伺ったときの衝撃は今でも忘れられません。活動するフィールドは全く異なりますが、画面に向かう時の姿勢と、細やかで力強い描写には感服するしかありません。桜島と永年にわたり対峙しないと見えてこないものがあるのでしょう、そういう時間の蓄積が一枚の絵に濃縮されています。まだ観たことのない方は是非一度、その世界観の深さを確かめられてみては如何でしょうか。
明日29日の15時からはオープニングパーティーです、是非お越し下さい。僕も行く予定です!
はな
2007/09/30 11:22
重鎮の先生方が多すぎて、ひそっと挨拶してまわって戻ってきてしまいました。でも、その中で一番柔らかで強い雰囲気を感じられたのが、主役の野添さんでした。
「ずっと続けていく、それが一番すばらしい」
ありがたい言葉をいただきました。
マティック
2007/09/30 12:11
あまりの盛況ぶりに、絵を鑑賞するスペースもない感じでしたね。僕もちょっと挨拶してフェードアウトしました。
世の中には華やかな絵画が沢山ありますが、多くは虚飾であると思います。野添先生はギリギリのポイントで逃げずに追求している、その姿勢がスゴイ。野添先生を見習って、僕も一生かけて、観たい風景を探します!
それにしてもあの坂道ですれ違うとは・・・しかも認識の決め手が柄シャツだったとは・・・。
はな
2007/09/30 18:11
NYでもあの感じで頑張ってきてください!
マティック
2007/10/01 05:28
柄シャツって、そんなに珍しいものではないですよね・・・。
いつもタイヨーの婦人服売り場で「これで男物があったら・・・」と悔しがっています。NYは逆に和服で行こうかな!と思っております。
mimiうさぎ
2007/10/04 19:55
今回の新作、85%の出来具合だそうですが、もう充分絵の中に入って行けますよね。あれ以上描きこむと、圧倒されて拒絶されそうで・・・「これで筆を止めて・・」など言うと奥様からも苦言をさされましたよ~。
でも、絵描きの天然記念物?みたいな方で私大好きです。
マティック
2007/10/04 20:13
あの絵が85%の完成度、というのは初めて聞きましたが、やはりどんどん描き込んでいいのではないでしょうか。自然の風景の緻密さを再現する事は人類の永遠のテーマの様な気がします。