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date 2008.1.21
category garden
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ソテツの手入れ


デジタル仕事の合間に庭を一回りして、庭仕事を見つける。田舎暮らしならではの贅沢な時間だ。門柱脇に植わっているソテツの幹から、バリッと子株を剥がす。素手だと痛いので、軍手にスコップを持って作業を行う。写真右の様な状態の子株が獲れる。地植えにしても鉢植えにしても良い。殆どメンテナンスフリーで育つ。子株だけでなく、幹の上部には沢山の実が溢れんばかりに抱えられている。この実も、そのまま土に植えれば芽が出る。植物学には詳しくないが、原始的なメカニズムだと思う、そこがカッコイイ。オーテマティック・ガーデンの中で主役とも言える蘇鉄。大寺家がこの土地を与えられたのは「関ヶ原の闘い」の時なので、400年以上が経つ。この幹は、もしかすると400年前から大寺家を観察しているのかも知れない・・・。可能な限り、この蘇鉄を株分けし、いろんなところで増殖させたい、もちろんうちの敷地以外でも。1センチ伸びるのに1年かかる、と園芸屋さんに聞いた事があるので、気を長く保ちつつ進めたい計画の一つである。

Comments: 5 comments

  1. 大寺家から養子にいただいた竜舌蘭は、目に見えて大きくなることもなく着々と根を張っている模様・・・。一年たったのでそろそろ「ギャオー!」と本性を現わし、怪獣化するのではないかとヒヤヒヤしてます。
    デジタルと庭仕事のギャップが楽しいですね。
  2. Nozomi.K

    400年も自分のルーツをたどれる!ことにめまいを感じます。ソテツを前にしては、「まだまだ若造」といったところなんでしょうか。
    ソテツ、いいですね…。欲しいけれど、私が死ぬまでに何センチ伸びるのかな?と考えちゃいました。
  3. はなさん→
    リュウゼツラン、何というか、成長している様子が分かりにくい植物ではあるのですが、気がつくとかなり大きくなっていますよ。今度は蘇鉄も是非・・・!
    NozomiK→
    郷土史の記録に、大寺家がこの地に移ってきた事が書かれてありました。細木数子ではないのですが、先祖からのパワーを受けながら生活している実感はありますね。
  4. 22日のZEK!ライブありがとうございました。
    おかげで熱いあつ〜い!ライブになりました。
    400年のルーツですか、すごいですね。
    それに蘇鉄、本体の成長はわずかでも毎年新しい葉をいっぱいに伸ばす
    姿に内に秘めた凄い生命力を感じてしまいます。
    自宅の庭に両手周りくらいの大きさの木が4〜5本立つていますが、その大木にも同じような力を感じ・・好きです。
  5. 珈琲人さん→
    こちらこそ有難うございました。今までで一番盛り上がっていましたね!演奏する側も気持ちよかったのではないでしょうか。
    アルバムも聴いてみたくなりました!
    珈琲人さんのお庭の木・・・どのようなものでしょうか。パラゴンのお店に絡んでいる植物もスゴイですね。