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date 2008.2.20
category garden
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鯨津政男展@黎明館


黎明館にて行われている「没後25年 鯨津政男の世界展」に出かけてきました。僕が東京で暮らしていた頃、お孫さんにあたる方からイラストの仕事を何度か受けていたのです。(今でも御世話になっています)。今回、展示会場には作品の他に、ノートに描かれたスケッチ、あるいは南日本新聞の記事も展示されており、鹿児島に偉大な足跡を残していることが解りました。最初は厚盛りされた絵の具の表面に惑わされてしまいましたが、よく見ると丁寧に空気が捉えられていたり、繊細に設計されたグラフィカルな作品も多く、見応えのあるものでした。鹿児島に来てから画家の方達やアーティストを目指す学生との交流が増えたのですが、鯨津さんの世代が与えている影響、今でもとても強いんですよね。東郷青児や黒田清輝も鹿児島が輩出した画家ですし・・「洋画」の感覚が街を覆っていると言えます。確かに桜島には油彩が似合いますね。24日(日)まで(9:00~17:00、24日は15:00まで)。

Comments: 2 comments

  1. テディ

    桜島が醸し出すコクのような物が、
    あるのかもしれませんね。
  2. テディさん→そうですね。桜島は、爽やかなイメージではないです。デジタルにも向いていないかも知れません。