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date 2009.2.25
category garden
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鹿児島県立博物館(3)


昨日に引き続き別館の案内・・・。写真は、メインの展示物といっても良い「アロサウルス」と「カンプトサウルス」の骨格標本です。全身骨格の6-70%が実物の化石から出来ているという点が珍しいのだとか。写真が手ブレしていますね、スミマセン。僕は、何だか寂しい背景画だなあ〜、出来れば描き直して欲しい・・・と思って右上のを見ると、尊敬する八島太郎氏のサインが!ここは素直にハハーッとひざまずくしかないのでありました。八島太郎氏は、鹿児島に来てから事ある毎に聞く有名な絵本作家です。中でも「からすたろう」は、僕が読んだ絵本の中で最もメッセージ性の高い作品で、読む度に泣いています。その八島氏が、何故化石の背景を手がけることになったのか・・・。
この恐竜は確かに見応えがありますが、他はアンモナイトだらけ・・といった感じで、アンモナイトマニア?にはたまらない空間になっています。個人的には、色褪せた恐竜イラストに目を奪われました。
この展示室自体が既に「ロストワールド」化しているので、本館同様、二重の意味で勉強になります。

Comments: 2 comments

  1. マンスフィールド

    上記の「その八島氏が、何故化石の背景を手がけることになったのか・・・」ですが。
    このアロサウルスとカンプトサウルスは、三重県出身の小川勇吉氏によって寄贈されたものです。若くして渡米し、化石収集に情熱を傾けていた小川氏は、当時ロスに居住していた八島太郎画伯に師事していたそうです。そして八島氏との親交の中で、鹿児島に化石を寄贈することを決めたそうです。
    この背景画も、そういった縁で描かれたものだとういうことです。
    至極簡単ではありますが、ご参考までに……
  2. マンスさん→
    貴重な情報、有難うございます。やはり、聞いてみるものですね。なるほど・・・アメリカ繋がりで実現したんですね。かなりのコレクションですから、八島さんの人柄に余程引かれたんでしょうね。