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date 2009.2.24
category garden
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鹿児島県立博物館(2)


昨日紹介した、鹿児島県立博物館(通称・クリンゴンシアター)から中央公園をナナメに突っ切った場所に宝山ホール(鹿児島県文化センター)があるのですが、この4階が博物館の別館となっています。施設内の一角「天文展示室」では、月面の様子が模型で紹介されていて、スゴイことになっています。アポロの月面着陸船などもあることから、40年ほど前に作られたであろうジオラマではないかと想像されます。小松崎茂の描いた未来図、或いは「スペース1999」のムーンベースアルファを見ているような気分に。「通信センター」「原子力発電所」「探検車」「ロケット発射場」などのボタンを押すと、ほのかな明かりがともり・・・何ともムーディー。発光ダイオードではなく、電球色というところがいいですね。
この「天文展示室」ちょっとした休憩所も兼ねている場所なんですが、ここに置いてある自動販売機だけが唯一、現在を感じさせるものだったんです。折角だから、レトロな販売機を置いたらもっとイイ場所になると思います。吹上砂丘荘には、完動するコカコーラの瓶の販売機があって、イイ味を出しているんですよ。

Comments: 4 comments

  1. 近所なので子供の頃はプラネタリウムや恐竜の骨格標本観に行ってました。
    当時科学館なんてものが建つなんて夢にも思ってなかったので、その一帯が身近なセンスオブワンダーでした。
  2. higaさん→
    そうでしたか。ここはhigaさんのルーツ?が詰まっている場所でもあるんですね。このまま、変わらないといいですね。
    ***
    展覧会、何度か足を運んで頂いた様で・・・恐縮です。ゆっくりとお話も出来ず・・・。
  3. テブラスキー

    宝山ホールの恐竜の化石とかプラネタリウムはいいですよね。
    小学生の頃は友達としょっちゅう見学に行ってました。
    昔は売店があってメロンパンとコーヒー牛乳を買って一日遊んだり。友達とバスに乗ってプラネタリウムに行くのはちょっとした旅行でした。
    地下は科学実験の展示場になっててロボットもあったんですよ。零戦(多分)が1機あったりして。あんな巨大なものどうやっていれたんだろ?テレビ電話もありました。
    『未来』があったんです。
    マティックさんの絵はそれらを思い出すんですよね。
    あれが今も残っていたら昭和40〜50年代が真空パックになっててすごい面白かったと思います。
  4. テブラスキーさん→
    テブラさんの小学生時代、見てみたいですね。あの場所は、今よりももっと「遊べた」場所だったんですね。鴨池の動物園は郊外へ移転、最近ではジャングルパークがなくなったりと・・・子供にとっての都市デザインが希薄になってきていますね。環境未来館とか、科学館は出来たのですが・・・。未来像も変わってきたんでしょうけど、やはりこの展示室が出来た当時の空気、というのが自分にとっても原点なんです。
    僕たちが想像していたような未来とはかなりズレましたねえ。