ガンダムと999
夏休みのイベント中、特に記憶に残ったのは、お台場に出現した「等身大ガンダム」。僕はガンダムマニアでもファンでもありませんが、中学生の頃はブームに便乗してプラモデルを何度か作った経験があります。あれだけのクオリティであれば、ファンならずともその力に圧倒される筈・・・。
実は鹿児島でも、この様なプロジェクトを提案した人物がいました。昨年10月8日の南日本新聞の夕刊に「ガンダム桜島に立つ!」という記事が掲載されました。NPO桜島ミュージアム理事長の福島大輔さんによるもので、桜島フェリーのデザインを(ガンダムに登場する)ホワイトベース型にすれば地域振興になるという提案。「これは面白い」と思い、記事を写真に収めておいたんです。もしも今年の夏、この計画が間に合っていたら・・・と考えると残念でなりません。福島さんとは個人的な面識はありませんが、もしかすると記事を目にした有志が何名か集っていて、今頃悔しい思いをされているかもしれませんね。
篤姫、日食ブームと2年連続で全国区の話題を提供出来た鹿児島。歴史と自然現象に頼って何とか乗り切りましたが、来年の夏は果たしてどうなるのか。ガンダムと聞いて首を傾げる世代も、この後の高齢化で徐々に減ってくる筈。一番影響を受けた世代が40代になってきているんですから。現在はサブカルチャー扱いされているものでも、あと300年?経てば、大河ドラマ的な価値が加わるんですよね。鹿児島の観光資源は沢山ありますが、これまでと違う畑に足を踏み入れる柔軟さも必要だと感じた夏でした。
そんな事を考えていたところ、鹿児島を舞台にした「銀河鉄道999」のオリジナルアニメ「銀河鉄道999 ダイヤモンドリングの彼方へ」が出来上がった模様。「銀河鉄道999」には影響を受けた(小学校の頃は松本零士の模写をしていました)ので、仕上がりが楽しみです。
テディ
2009/09/01 15:56
なりつつありますね。
マティック
2009/09/01 17:51
全国区のキャラクターに頼らずに発信出来る様になれば、より本物感が出ると思います。そのためにも鹿児島出身の若い人材は、圧倒的なオリジナリティを追求する覚悟が必要でしょうね。