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date 2007.1.20
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デジタルアンプ到着


かなり前から導入を検討していたデジタルアンプを遂に購入・・・。ようやく、ようやくである。スーパーオーディオCDと、DVD-AUDIOのマルチチャンネル音声をiLink(IEEE1394)と呼ばれる規格で、デジタル信号のままアンプに送り込むことが出来るようになった。現時点ではこの規格外ではアナログ接続になってしまい、ケーブルが6本必要になる。オーテマ・ハウスのシステムはセンターとサブ・ウーファーを除いた4チャンネルなので、センターの音はフロント2チャンネルにミックスされ、サブウーファーが受け持つLFE成分は4チャンネルに振り分けられる事になる。試聴位置にマイクを立てて、自動で音場を補正する機能もついているので、早速実行。試聴位置から各スピーカーまでの距離や特性を測定して、部屋にあったバランスに整えてくれるわけだ(この機能は最近のAVアンプには殆ど搭載されている)。結果は良好。これまで、オマケ程度に鳴っていたリアスピーカーが生き返ったかの様な態度を見せた。
これまで使っていたアンプは、DTSフォーマットが世に出る以前のものだったので、DTSの場合は別の筐体を通してアナログに変換しなくてはならなかった。(DVDやLDのパッケージを確認して、手動で入力を切り替えていた。)また、BSデジタルの5.1ch音声もAACが搭載されていなかったため、楽しむ事が出来なかった。これからはアンプ側がオートで判断してくれる。まだ電源を入れて間もないので、これからしばらくはエージングが必要になる。今のところ、デジタル特有の癖も感じられるので詰めの作業を徐々に楽しもうと思っている。
数あるAVアンプの中でこのモデルを選んだのは、ソニーのエンジニア、かないまる氏のページを読んだ事がきっかけでした。

Comments: 3 comments

  1. yasuhara

    これ、PS3とセットでほしいです。
  2. 遂に機は熟しましたか!導入おめでとうございます
    (機器が熟したという意味でもこの表現がぴったり)
    「オマケ程度に鳴っていたリアスピーカーが生き返ったかの様な態度を見せた。」
    というのは自動音場補正をした時に私も大変強く感じたものです
    振り返れば、旧シリーズ「スター・ウォーズ」の宇宙船の音の背後から前方への
    移動感を部屋で再現する為にどれだけシステムを買い替えた事でしょう
    昔は2チャンネルステレオから強引に「背後の音像」を抽出する原理でしたからね
    リアスピーカーから別の音が素頓狂に鳴っただけでも大喜びしたもんでした
    、、、何だか今では全て懐かしい思い出です
    各チャンネル成分「前方の左・中央・右」「後方の左・中央・右」
    加えて「重低音」までもがあらかじめDVDに収録されるようになるとは
    当時は考えもしませんでした
    私のアンプはマテさんも御存知のようにiLink(IEEE1394)規格初対応モデル
    でしたが諸般の私的事情から既に数年間封印状態です、、、
    次に展開できる時は多分最新モデルに買い替えると思いますが
    Macの新モデルの方が先になりそうです
  3. yasuharaさん→
    かないまる氏はPS3の音質向上にも一役買っている筈ですので、相性は抜群だと思いますよ!是非導入してください!これでゲームをやったらブッ飛び確実だと思います。
    Hammerさん→
    思えば20年前、Hammerさん宅での体験がきっかけとなり、この道にハマリました。さすがにHammerさんのコメントには重みを感じます。昔のサラウンドは、「えっ?ここで?」という感じで関係ない音が背後に回ったり、それはそれで楽しいものでしたが、今は次元が違いますね。これまでのアンプは10年前のものでしたので・・・。ソニーは何故かTHXの認証を受けないので少々寂しいのですが、その音像には満足しております。是非、聴きにいらしてください!