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date 2007.2.20
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プレゼン落ち

spaceship2.jpg


いわゆる「プレゼン落ち」というのは、この仕事につきものなのです。日の目を見ることなく、お蔵入りするイラスト・・・。この宇宙船くんたちも、そうした運命を辿ってしまいましたのでこの場を借りてお披露目です!どのような理由で落ちたのか。という理由は、こちらに知らされるケースが少ないんですね。しかし、参加した企画自体が潰れない限り、書店や街中でプレゼンを見事通過したものに巡りあうんです。意地で見に行ったりすることも。その時一番ショックなのは、自分の作品に似ている場合ですね。これだったら自分のテイストでもイイ筈だろう?と首をかしげる訳です。良くあるパターンが「何だ、写真案が通ったのかよ!」というもの。これは、まあ諦めがつきます。イラストと写真は、違うモノですからね。
いずれにしてもこの仕事、世間で流れている微妙な空気に左右されやすいのです。生涯現役でいられるかどうかは、その空気に自分が乗っているかどうかにかかっているんです。首の皮一枚系の職業です。
最後に・・・・この宇宙船くんたちを使ってくれる人いませんかねえ!?

Comments: 10 comments

  1. 僕は昨年まではコンペとかプレゼンに無縁だったのですが、昨年末あたりから急にコンペづいて、プレゼンが通ったり落ちたりするたびに一喜一憂しています。イラストレーター、まさに「首の皮一枚」ですね!今更強く実感しています…。
  2. うちに、男の子が生まれたら(いつか)アリゾナまでBabyRoomの壁のデザインにきてくださ~~~い!そういえば、Curious Georgeの映画の中に出てくる車とか、町のデザインを見てOhtematicさんWorldを思い出しましたー。って、、、この間会った時に言いましたかね?アメリカでOhtematicさんの作品を見れる日がいつかくるかもー!!
  3. 「首の皮一枚系の職業」まさにその通りですよね…
    プレゼンのお誘いは来るのですが、落ちると立ち直るのに時間がかかるので受けていません。
    宇宙船くんたち、このまま日の目を見ないのはもったいな〜い!
  4. 野元団長

    うわぁ!楽しそうで乗ってみたいマシンばかりですね。
    これらがお蔵入りとはもったいない。何時の日かこれらの宇宙船が活躍するアニメが出来たら面白うそうですね。
    私の行っている企画もプレゼンがあるのですよ。
    今日は以前プレゼンした企画がテレビ局から呼び出されて物にになりそうでした。
    上手く行けば4月からテレビ・ラジオで露出します。
    そうそう、新田舎の基地は着々と進んでおります。
    明日は内壁の塗装。その後、床の塗装からキッチン制作となります。
    またお越しください。
  5. イデグチ

    NASAです、うちで採用します。……(ウソ)
  6. タカタさん→
    なんか、文面から充実した生活が伝わってきます。一喜一憂しているうちはいいんですが、負けが続くと、麻痺してくるんですよね、勝ち負けで仕事を始めたわけではないので。・・・調子の波だけではなく、自分ではどうする事も出来ない「神の手」の様なものを感じる事もあります。
    AikoNCさん→
    おさるのジョージ、是非見てみたいと思います。Babyroomのデザイン、イイですね。アメリカでは、一度仕事をしたことがあります。と言っても、グアムのリゾートホテルの仕事でした。今年は米本土に進出したいですね。
    あさひなさん→
    ご無沙汰しております!
    そういえば、プレゼン落ちを知らせず、そのままの事務所も結構ありますね。勿論、プレゼン費もくれない訳で・・・。
    野元団長さん→
    キャップ!ご無沙汰しております。団長は自分で企画を立ててプレゼンする訳ですね・・。見習わないと・・。放映日が決まったら、教えてくださいね!新田舎基地、楽しみです!暖かくなってきましたし、また、T氏とチェックに行きますね。
    イデ氏→
    あ〜。本当かと思った。長岡秀星やロバート・マッコールの様に、実際にNASAから声がかかるイラストレーターはいる訳ですよね。ガンバリマっせ
  7. ううう…ツライ過去を思い出させるタイトル…。
    丸々三日二晩貫徹でプレゼン準備させておきながら、代理店メ…!落ちた事があります。そこで学んだこと「プレゼンには二度と参加しない!」。おかげさまで現在に至ります。マティック先輩のイラストは、依頼したからには丁重に扱わせていただきます!!
  8. はなさん→
    「プレゼンには二度と参加しない」・・・エライですねえ。きちんと学習していて・・・。本来、クライアント側にしっかりしたビジョンがあれば、デザイナー、写真家、イラストレーター、エディター・・・などなど、きちんと指名出来るはずなんですよね。
  9. 4344@HN未だ考え中

    私も大昔の出来事思い出してしまいました.
    店頭でそっくりのもの発見したときの驚きは・・・
    アワワっ!おれのじゃん,なぜ???
    できレースだったのか?デザインだけ盗まれた?
    や・ら・れ・た・-
    今では,いい想い出ですけどね.
  10. 4344@HN未だ考え中さん→
    えっ、そんな事があったんですか。結局、世の中に流通してしまったモノの方が親しまれてしまって、オリジナルを発明、開発した人が報われないケースというのは、良くあることなんだと思います。
    真似して商売している人には、それなりの「天罰」が下ると思うんですけど、どうなんでしょうか?