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date 2007.4.10
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解像度など


新学期、最初の授業を行った。今年からは作品をデジタルデータで提出してもらうことにした。アナログ派の生徒も半分くらいはいると思うが、スキャンしてデジタル化したものをとりあえず提出、テクスチャなどが作品の重要な部分を占めている場合には原画も併せて提出・・・というルールにした。解像度は、Keynote(プレゼンソフト)のフォーマット800pixel×600pixelということで。前年度の反省もあり、スライドショー的に講評をしたい。これは、通常の印刷にするとかなり小さくなってしまうサイズなので、原画は解像度の高い状態で別に保存しておくことも説明した。きちんと伝わっただろうか。
画素数が多いカメラでも、レンズが小さければ大した情報は写らないと僕は思うが、抜けの悪い写真が好きな人もいる(違いがわかっている確信犯なら良いが)。最近は、わざわざ印刷の折り目や汚れ、切り抜いてコラージュした様なアナログ的ミスや風合いをわざわざコンピュータで再現している作品も目立つ。
生徒は僕の半分しか生きていない(ガーン!)。当然、価値観も違うだろう、しかし自分の信じる世界を伝えることしか出来ない。

Comments: 3 comments

  1. mimiうさぎ

    課題・宿題の多い先生のようですね~アナログ派からは疎まれますよ!
    「半分しか生きていない!」のも怖いですよね~
    最近は、「もしかしたらこの位の年の子がいてもオカシクナイ・・・」と思うと背筋がぞ~っとするのですよね。
  2. 今度の職場では、助教授です。
    なかなか、難しそうです。
    あまり難しく考えずに、自然に学生と
    接したいと思っています。
  3. mimiうさぎさん→
    アナログ派から疎まれますかねえ・・・?デザイン志向の生徒しかいないので、締め切りや制約が多い方がイイと思っています。平和な学校なので、嫌われ役に徹しようかな・・・と。
    アグリさん→
    農業の道で活躍しようと思っている学生達、想像もつきません。吹上に住んでいても、学生と会うことは殆どありません。鹿児島は素材提供県としての役割が大きく、商品の提供が不得手と言われていますね。農業+デザイン、コラボレーションしたいですね。