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date 2010.11.25
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「深固院まつり」に出かける!

「深固院まつり」に出かける!

新コインと変換されてしまうが、鹿児島では「深固院」である。オーテマハウスから車で10分足らず。鹿児島では「かるかん」と並んで最もポピュラーなお菓子のひとつ「しんこだんご」発祥の地なのです!検索すると新しい粉で「しんこだんご」という説も出てきますが、何しろ近所なので「深固」説にリアリティを感じています。いつも、この季節になると県道35号線沿い・扇尾小学校のあたりにのぼり旗が目立つようになり「いつか行ってみないと」と思っていたんです。今回は、少々イレギュラーですが、気の置けない仲間とともに、ここのお祭りを楽しんできました。短い時間でしたが、保育園児が無茶苦茶ソウルフルなキーボードを弾いたり、ハート型の風船が飛んでいったり、深固院オフィシャルTシャツを逆さまに着ているおじさんがいたりと、不思議な空間でした。先日、僕も地元・永吉の文化祭にイラストを出品する機会があったのですが、こうした小さな社会のお祭りや文化祭には、とても興味があります。何故、この地域で暮らし続けているのかという哲学の様なものが浮かび上がってくるからです。映画「サイダーハウス・ルール」の世界と言えば、観た人には解りやすいでしょう。大きなお祭りは、長いものに巻かれている様な感じがするんです。この地域では、山村留学なども実践していますので、ご興味のある方は是非体験してみてください。

Comments: 6 comments

  1. 初めてお便りします。
    いつも楽しく拝見しております。今回の「しんこだんご(しんこだご)」、帰省するたびに食べています。私のおすすめは地元川内の国道3号線沿い(太平橋近く)にあります。昔からおばあちゃんが狭い(一畳ない?)店内(?)で焼いているしんこだんごです。小さすぎて見落としてしまいがちですが、がらっぱ堂に寄られた後にでも是非!
    夏に帰鹿した時は残念ながら食べられず...落ち込んでいたら鹿児島空港で売っていたんです!これは!と思い温めてたべると、あまりの味の違いに驚いてしまいました。せっかくのしんこだんごが台無しです。これを他県からいらした方が食されるかと思うと心配でなりません。そういうものって結構ある気がします。つけあげ(さつま揚げ)も何となく子どもの頃から親しんでいた味とはかけ離れていってる気がしてなりません。すみません、この件に関してかなり憤りを感じていましたのでつい...
    川内山形屋で焼いている「うまだい」「うまかだい」も是非ご賞味ください!(けっして回し者ではありません)
  2. ヤスハラ

    子どもを連れて親ごとそちらへ山村留学したいです・・・日本の自然と人たちに触れさせたいなぁ。
  3. ohtematic

    ヤスハラさん→
    ご無沙汰しております!自然が豊かで、とてもいい場所なんですが、鹿児島県内でも都市思考が強まって、過疎化を辿っている地域です。「都会には飽き飽きした」というタイプを、いかに受け入れるかが今後の課題だと思っています。宜しくお願い致します!
  4. ohtematic

    cimaさん→
    有り難うございます!僕はグルメではないので、微妙な味の違いまでは認識出来ないかも知れませんが、この「深固院まつり」で焼いていたしんこだんごは美味しかったですよ。確かに、同じ県内でも全く味の違うお菓子はありますよね。3号線沿いにそんなお店があったとは、知りませんでした。観光客向けの商品、というのは、観光客側も興味がなくなってきていると思うので、本当に不味かったら淘汰されていくと信じたいですね。「うまだい」
    「うまかだい」・・・何なんでしょうか。川内山形屋にも行ってみます。
  5. その土地ならではのものって大事にしたいですよね。でないと地域の持っている味が薄れて無難なもの一色になってしまうと思っています。
    東京は生まれ育っている場所なので好きなのはもちろんですが時々、都市の無軌道進化にうんざり感を感じることがあります。
    そんな時、たまの旅行などでいい味を残している土地に触れると、嬉しくなるものです。鹿児島の都市思考が土地の持ち味を生かしたものであって欲しいですよね。
    過疎化といえば例えば吉祥寺などは「憧れの人気タウン」として上京に次ぐ上京で大変なことになっていますが、色々な事情はあると思いますが、そうやって若い世代が上京していった故郷は、どうなって行くんだろう、と思うことがあります。
  6. ohtematic

    Lavazzaさん→
    僕も東京・国立で育ちましたが、どんどん人口が増えて、幼い頃に接した街とはかけ離れていきました。東京の人口は、今でも年間10万人増えています。その分、周辺の地域からは人がいなくなっているという事ですね。東京の適正人口は江戸時代の300万人と言われていますから、1000万人溢れかえっているという状況です。活気があるんだろうけど、僕が住んでいた頃よりも住みにくくなっていると思います。インターネットを活用すればどこでも仕事は出来ます。そろそろ、国全体の人口バランスを見直していかないと、田舎は、気がついたら一気に消滅してしまいます。だんごの話から飛んでしまいました。