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date 2013.6.22
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本日より「西田橋の拓本と美術家たち」2013年展

本日より「西田橋の拓本と美術家たち」2013年展

本日、6月22日より6月26日まで(24日月曜日は休館)、かごしま県民交流センターにおいて「「西田橋の拓本と美術家たち2013年展」が開かれています。9時から19時。昨日と一昨日は搬入作業だったのですが、ご覧の通り・・・スケール感が大きすぎて、一枚の写真には収まりません。県民交流センターの大ホールをもってしても、高さが足りないという巨大な「美術遺産」です。西田橋を拓本でのこす会は、1995年の発足以来、西田橋の拓本を保存、継承していく取組みを続けてきました。僕個人は西田橋についての想い出はないのですが、市民が中心となって大きな美術運動へと発展した記録に感銘を受けてお手伝いをしています。鹿児島のシンボルであった五石橋が、いわゆる8.6水害でダメージを受け、解体〜移設されてしまったのは、防災面・安全面からと(一般的には)言われていますが、あまりにも乱暴な手法だったのではないでしょうか。石橋という貴重な文化遺産・・・むしろ先人の知恵を市民の間で共有、継承していくことが大切だったのでは?と今でも解体を悔やんでいる市民は多い筈です。突然、愛着のあるものがなくなってしまったり、或いは、突然、望まれてもいないものが建設されたり。不条理な世の中は今でも続いています。
今回の展覧会は、写真の巨大な拓本の立面展示に加えて、手前には賛同した参加作家30名以上のブースで作品展示も行われています。私・マティックも描き下ろし新作を出品。会場の外では「まちづくり県民会議」の資料展示も行われておりますので、併せてお楽しみください。

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