「動く永吉」出張会議@コワーキングスペース「テロン」鹿児島中央駅
永吉商店街の中心に位置する空き物件の活用法について、話し合いが続けられています。今回は永吉から鹿児島市内の中心部に出かけて行き、自然木(じねんもく)の村田義弘さんと、鹿児島大学の境野健太郎さんにお話を伺ってきました。ハコモノ行政と呼ばれた建物のほとんどは、極端に言えば住民不在。「とりあえず作ってみるか」というまま見切り発車してしまったケースが多いと感じています。雇用が少ないから無理やり新規事業を起こして雇用を増やしても、そこには「やらされている感」がつきまとう。働くからには「お金がもらえる」というマネー経済だけの意味ではなく、同時に自分の気持ちを、地域に還元できるという純粋な喜びが伴っていないと長続きしないと思います。そのために、どのように空き物件を活かせば良いのか・・・。おおまかな答えというのは、ここ数年の他地域の成功事例などからも見当がつくのですが、資金の工面など、こと自分の地域となると随分と勝手が違います。
近所では、お茶のみスペースとして、ただ作ってしまったプレハブ小屋が目立ちます。そして使われているのを見たことがありません。そういた失敗は許されない現状です。じっくり話し合って、楽しい空間が生まれるよう活動を続けていきます。