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date 2006.8.24
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スーパーマン・リターンズ


1979年のリチャード・ドナー版、中学1年生だった僕は、劇場に何度足を運んだことか・・・。この場で、どれほど好きだったかを説明しても仕方がないが、一例を挙げると・・・当時出版された「(雑誌)ロードショー特別編集・スーパーマン」は、本棚の一角、いつでも取り出せる場所に置かれているのだ・・・この27年もの間!そんな訳で、格別の思い入れがあるマティックとしては、「スター・ウォーズ」シリーズの時と同様、情報を遮断して劇場に向かったのだった。まだ観ていない方もいるだろうから、内容については触れない。全く新しい映画に生まれ変わっているものの、オリジナル版、或いはコミックに敬意を表するシーンは数多く、1979年の興奮を知っている方であれば、2倍楽しめる映画である事だけは言っておきたい。レコードがすり切れる程聴いたジョン・ウイリアムズ最盛期のスコア(LP2枚組)も、さりげなく散りばめられていてグッと胸を掴む。結局のところ、あの良き時代には戻れない事を確認しながら、複雑な心境でシーンを追いかけることになった。アメリカン・コミックのヒーローは、時代と共に上書きされていくのが通常のスタイル。昨年の「バットマン・ビギンズ」も傑作だったが、今回も芯がブレていない点は素晴らしい!スーパーマンよ永遠に。

Comments: 4 comments

  1. スターウォーズよりもスーパーマン派。「ロイスのばかっ!クラークケントに優しくしろっ!」と思いながら見てた小学生でした。
    でも一番好きなのは大悪人レックスルーサーです。あんな人が近所に住んでたらいいなぁと今でも思います。
    これは楽しみ、早く観にいかなくちゃ。
  2. はなさん→
    お〜!はなさんがスーパーマンを観ていたとは、意外です。
    しかもレックス・ルーサー好きとは!あんな人、鹿児島にいるかな〜。坊津あたりに潜んでいるかも知れませんね。
    やはりジーン・ハックマンに思い入れがありますが、今回のケビン・スペイシーもイイですよ!
  3. みさねこ

    私もこの本持ってました。さすがにシールは恥ずかしくてはれませんでしたけど。クリスに夢中になり、下敷きにファイルしていった記憶があります。でも、主婦友達は、完全に昼メロののりで観てました。私も切なかった。昔の彼、思い出したりして。そして、主人が完全にかすんでしまった。罪つくりな映画です・・。ラストがいいですね。スーパーマンの愛情あふれる目。児童虐待するバカ親に観ろっ、と叫びたい。今の日本の子ども達にはこの映画、うけなかったみたいですね。殺しあいの映画の方がいいのかな、彼らには。私、あんまり感動したので、友達誘いまくって十回ほど観ました。もう終わり・・と寂しくなってたら、品川でやってる・・。もういっかい行ってこようかな。家族には、「お母さんこわれた。」って笑われてるけど。
  4. みさねこさん→
    素晴らしいですね。やはり、歳を重ねると好奇心そのものが衰えてくるものだと思うんですが、みさねこさんの場合はパワーアップしている様な!この作品、今の世代にはそんなに解りづらいのかな?スーパーマンを前にしたら、どんな男でもかすんでしまいますよね・・・確かに。ヨン様の10000倍はイイと思います。