東京出張・1日目
久しぶりの東京。
ホテルに荷物を置いて、銀座線で新橋へ。あまりの変わりように戸惑う。プリントアウトしてきた営業先の地図を片手に、地下から地図上にあるシオサイトに進んだが、これが大間違い・・・地上に出る術が解らない。必要以上に階段やスロープを歩いていると、いつの間にか地上3階くらいの高さを歩いている。毎日、土を踏みしめているせいか、立体的に街を歩くという感覚が見事になくなっている。営業先の建物だが、東京に住んでいた頃は、この近辺では一番高く、遠くから確認する事が出来た。しかし現在では、シオサイトや電通のビルで視界の殆どが塞がれているバブリーな空間に・・・。結局、警備員に二度も道順を聞いて、ようやく辿り着くことが出来たのだった。地図では「徒歩5分」となっていたが、30分近くかかったと思う。急に、都会にノックアウトされてしまった様な感覚ですね。続いて、赤坂見附に。今日、たまたま入った新規の仕事だ。丁度イイので、挨拶に行くことに。一度、訪ねたことのあるビルだった。今回の仕事の打ち合わせが終わり、同じフロアーのスタッフに営業をしていた時、下から突き上げるようなドンという音が。地震だ〜。またまた都会にパンチを食らった感じがした。気を取り直して地下鉄を乗り継ぎ、表参道へ。もう日が暮れてしまった。会いたい人、見たい場所はいろいろとあったが、床屋さんに向かったのだった。その名も「散髪屋コミュニケーション」。渋谷時代に通っていたお店。移り変わりの激しい街でこのお店が残っていて、何だかほっとした。ご主人も、昔僕と交わした会話の内容を覚えていて下さった、当時、鹿児島暮らしの準備を進めていて、いろいろと相談をしていたんですね。僕が鹿児島での出来事をあれこれと話すと「へえ〜それは良かったですねえ」と明るく答えて下さった。
よしみーん
2006/09/06 18:32
>毎日、土を踏みしめているせいか、立体的に街を歩くという感覚が見事になくなっている。
これ、すごい興味深い感想だと思いました。私もできれば平らな場所で暮らしたいな。
マティック
2006/09/07 02:38
地震、びっくりしました。ここでは死にたくないと。
やはり、地面感覚って大切ですよね。土の感触です。アスファルトでは駄目です。山崩れや水害で、自然環境も大変なんですけど、都市って、それ以上にモロい。所詮、人間が作ったものですからね。