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date 2007.3.16
category garden
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富士屋ホテルにて1


昨年12月に続いて、箱根に行ってきました。シーズンオフ、平日、夕食抜きという格安のプランで、憧れの富士屋ホテルにようやく宿泊!前庭を眺めつつ階段を上り、エントランスまでの道を歩いているだけで、ただならぬ雰囲気を感じ取ることが出来た。薄暗いフロントや、古い床や壁がピカピカに磨かれている様子、様々なセンスの絵画、いろんな様式が混ざったような梁や彫刻、全てが力強く感じられるが、それでいて落ち着いている。新築当時、どのように受け取られたのか想像もつかないが、130年前の気迫を直接肌から吸収出来たのだった。事なかれ主義のフラットな現代建築が、100年後もこのようなカタチで国際的に愛され続けるのかどうか疑問である。富士屋ホテルの様な建築と、そのムードに出会うとき、自分の家やそのまわりの環境も、後生に伝えられる何かを含んでいるのか真剣に考えさせられる。

Comments: 4 comments

  1. テディ

    列強に伍するために拵えましたって感じですね。
  2. テディさん→
    ホテルに置いてあったパンフレットで確認して、ネットでも復習したのですが、創始者の方は米国で暮らした経験がある様ですね。牧畜業から、国際観光へ転身したそうです。テディさんも是非、鹿児島に国際的なホテルの建設を!
  3. WOW!!
  4. AikoNCさん→
    アメリカの方には、絶対にウケること間違いなしですよ。今度帰国したら、是非足を伸ばしてみて下さい!