ohtematic.com

news

date 2007.5.21
category garden
tags
comments closed
RSS RSS 2.0

打ち合わせ@大隅半島


県外の方に説明しておくと、鹿児島は僕の住んでいる薩摩半島、錦江湾を挟んで位置する大隅半島、そして海を南下した南西諸島の3つの地域に分けられる。薩摩半島から大隅半島へは、24時間運行している「桜島フェリー」か、「垂水フェリー」を使うのが一般的なアクセスの仕方。勿論、フェリーには何度か乗った事がある。しかし今回は初めて「打ち合わせ」で大隅へ渡った。わずか15分ほどの乗船時間だが、海を隔てるというだけで旅の気分がぐっと高まる。海沿いの道を南に下り、途中から内陸部へ入って行く。薩摩半島とは明らかに違う植生が目にまぶしい。田んぼと里山のバランスが大隅っぽさを膨らましている様に思う。道路沿いの店構えも何かが違う。大げさに言うと、大隅半島は「毒されていない」感じがするのだ。「いいなあ、いいなあ・・・」と何度もつぶやいてしまった。今回僕を連れて行って下さった仕事仲間からの報告から、オーテマ・ハウスからはおよそ100キロという事が判明、しかし県内では長旅の部類には入らないかもしれません。
「都市から地域へ」という流れの仕事が、デザインの場合大半を占めると思うのですが、今回は「地域間」でデザインされ「都市へ」という流れになりそう。そういう意味でも貴重な体験でした。

Comments: 5 comments

  1. 大隅は何と云っても海を隔てるので、やっぱりどこか違いますね。夫があちらの出身で年に2〜3回ほど帰ります。川内に比べて、やはり遠いな〜が実感です。この30年で到着するまでの道路沿いは随分変わりましたが、実家のある町は殆ど変わりません。昔から大隅は陸の孤島と云われてきましたが、故郷、と云う言葉が生きている所です。私、好きですよ。
  2. 大隅にいらしてたんですね。
    今度は是非鹿屋までどうぞ。お待ちしています。
    我が家は、ジェットコースターの事故後にもかかわらず、またまたダグリ岬に行ってきました。志布志や大崎等も(鹿児島ではないような)独特の雰囲気を持つ地域です。
    私もここに来て5年、この土地が気に入っています。
  3. フラさん→
    早くから鉄道がなくなっただけに、逆に昔ながらの良さが残っているのでようね。僕が気になったのは「孫もどし」の看板です。たまに出かけて「いいな〜」とつぶやくのは簡単なんですが、やはり定住してもらいたいという、住民の願いを感じました。
    Pikaさん→
    有り難うございます。次回はゆっくりと家族で出かけようと思います。ダグリに一泊、覚悟で!Pikaさんが日記に書かれていた鉄道公園も気になっていますし、バラ園にも行ってみたいです!そういえば、先日年賀状を頂きました。どうも有り難うございました!)
  4. 鹿屋にいらっしゃる時は、是非うちで一泊どうぞ。
    (大隅半島、結構遠いですよ。)
    マティックさん宅ほど行き届いたうちではありませんが、広さはあります。子どもら2人も大喜びだと思います。
    ちょっと今から片付けてきまーす(冗談です、笑)。
  5. Pikaさん→
    有り難うございます!鹿屋、一度泊まってみたいんですよね。Pikaさんのお宅に、お言葉に甘えて・・・というのもイイのですが、図々しいですよね。大黒ナントカ・・・って、どうなんでしょうか?ダグリ岬にも宿泊施設がありますよね。