PS1
寒いと思って用意してきたタートルネックは役に立たない。この時期のニューヨークがこんなに暑いとは思っても見なかった。日中はTシャツで歩いている人も沢山いる。インディアン・サマーと呼ばれているらしいが、おそらく今の鹿児島よりも暑いと思う。そんな陽気の中、マンハッタン島を出てP.S.1 MOMAに出かけた。学校を改装したギャラリーで、教室を見て回るスタイルで現代美術作家の作品を鑑賞出来る。ひとつの教室がひとりの作家の個展会場になっているのだ。マンハッタン島に比べて建物の密度はかなり減り、のんびりとした空気が漂っている場所である。美術館の中の作品は殆どがエッジの効いた作品だったために、その対比が面白かった。街もギャラリーも、古いモノと新しいモノのぶつけかたが旨い。鹿児島はのんびりした空気に、ゆったりとした施設という組み合わせが多すぎるのではないか。対比する概念を目の前にして、初めて自分の立ち位置が解ると思うのだが・・・。美術館内にあるブックストア、軽食スペース(って言わないか?カフェですカフェ)もセンス抜群でした。ミネストローネスープ(チーズをかけるか?と尋ねられたのでイエスと言ってしまい、粉チーズがドバッと・・・)とピザ、それにカフェラテという、ちっとも軽くない食事になってしまいました・・・。帰ったら体重増間違いなしのメニューが続いています。
フリテンM
2007/10/25 08:46
帰ってからいっぱいの土産話に、また、伊作えびす家の好奇心旺盛な連中が乗っかっていくのでは?
それとも、帰って土産話どころではなく、NYで多くの刺激を受、早速、作品の製作に没頭するのかな?
(ところで、映画とは全く関係ないところで日々送っています。)
マティック
2007/10/25 21:09
NYは刺激的な街ですが、部屋に入ればいつもと同じ仕事のやりとりが続いています。NY自体からも勿論影響を受けると思いますが、こうして鹿児島の方とコミュニケーション出来ている事も、かなり刺激的です。