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date 2006.4.21
category living
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取材


13時から、地元の新聞の取材を受ける。「何故、この場所に移り住んできたのか」「何故、鹿児島でなくてはならないのか」こちらに来てから幾度となく質問された内容なので、同じ舞台を続けている役者の様に、台詞として答えてしまう。しかし、今回は主婦向けの新聞という事で、角度を変えて話すことに。鹿児島市でもマンションブームが起きているので、マンションはやめた方がいい、と話した。様々な警鐘が鳴らされているにもかかわらず都市化の勢いは止まらない。周辺部は過疎化が進む。そうした大きな流れに身を任せてしまうのか、抵抗していくのか。教育の問題で、鹿児島市内に移り住む人も多いと聞く。少なくとも12歳までは、自然にたっぷりと触れた方がいいと思う。中古物件だが、近所の庭付き一戸建てが380万円で売り出されていた。主婦感覚で話をするのであれば、3800万円のマンションを買うより、380万円で「家+庭」を手に入れ、残りを教育費に充てるのは賢い選択ではないだろうか。

Comments: 2 comments

  1. その節は大変お世話になりました。「どうして鹿児島に」は会う人ごとに聞かれているんだろうと思いましたが、あのときは舞台の上の役者だったんですね…。ありがとうございました。
     さて誤解してほしくないのですが、大寺さんの暮らしは都会と田舎の「いいトコ取り」だと思いました。もちろん良い意味でです。「田舎へ移住」というともう一つ流派があって、サバイバルで、いろいろなモノをそぎ落とし(貧乏で)、人間の可能性に挑戦!みたいな。
     「尊敬」という面ではサバイバル派に一票を投じます。私の知り合いにも2家族、そういう方がいらっしゃいました。でも諸事情により10年ほどでサバイバル生活に終止符を打ち、引っ越していきました。「持続可能」という点では「いいトコ取り派」が有利かもしれません。
     ところで取材記事を見た私の周りの人から「スゴイ人なんでしょ?」「ステキな人ね!」とよく聞かれます。そんなときは「本当はもっとかっこよくてステキ!!!」と答えています。
  2. NozomiKさん→
    どうも有り難うございます!
    役者・・というのは表現が悪かったですね。反省です。
    早速、いろんな方面から反応がありました。「田舎暮らし」というイメージそのものに憧れていると、挫折してしまう場合が多いと思うんです。今はデジタル社会ですから、その恩恵は田舎にいる人ほど、たっぷりと受けなければいけないですよね。サバイバル派は、テレビがなかったりしますが、僕にはどうしてもそこまで出来ません。