EXPO’70
EXPO’70の書籍やDVD・・・昨年あたりから相次いで発売されている。予兆はその前からあったが・・・。流行が一回りして、また流行っているのだろうし、昔の日本の姿に未来を感じる人が増えているんだろう。あの頃思い描いていた未来にはならなかったと、残念がっている人も沢山いると思う。この博覧会、気合い入ってんだよな〜
万国博の内容について、あれこれとここで語るつもりはないが、この本を観ていて、自分でも万国博がやりたいんだな。と思った、変な日本語ですけど。「愛・自分博」っていうアルバムがありましたね。オーテマ・ハウス、タイム・トンネルと、この7年で2つのパビリオンを建設・・・その先にあるものは?!ホントにお金があったら、更に植物園や映画館を作りたいですよ。滝とかも!集合住宅型のクリエイターから脱却して、一番やりたい事といえば・・・やはり景観づくりです。自分の敷地内で全てがまかなえる様な生活が出来るとイイですね。未来型クリエイタースタイル。多分、一生かかっても完成しないと思うけど・・・。徐々に。敷地内の景観整備を進めると同時に、地元の商店街のデザインもやりたい。いろいろと構想は膨らんで行きます。
テディ
2006/09/23 19:37
ある風土を異化するという
トロピカル・ダンディー等の細野晴臣氏の
手法に通じるものがありますね。
Sputnik
2006/09/23 21:55
ルーツを踏まえたテーマ性が具現化されれば
異化でも違和感なく際立って浮かび上がる。
YMOのファイアクラッカーとかも
ティピカルJAPANESEイメージ踏まえた
異空間演出だったのですよね?!
西洋文明から見たアジアと日本人からみた外国観の
具体的な着地点ををぜひオーテマワールドで見てみたいです!
mimiうさぎ
2006/09/23 23:22
母が作った妹ウサギとお揃いのワンピース着せられて・・・
地元の商店街・・mimiは、お散歩したい町並みがいいですね。美味しいコーヒーが飲めるお店・・は絶対!入れて下さいね。
今日、黒川温泉まで出かけました。でもあそこは人が多くなりすぎて、のんびり・・ゆっくり・・できる状態でなく、景観も最初の頃の感激はなく、安っぽく見えました。景観って、そこに住む人、そして来る人も大きく左右しますね。
マティック
2006/09/24 10:46
他の国の人から見た日本、他県の人から見た鹿児島、という視点は確かに好きなのです。逆手にとって誇張するというか。それが異化とは思っていないんですけどね・・・。
Sputnikさん→
YMOは確か「マーティン・デニーをディスコ調で」というコンセプトから始まっているんですよね。そういう思い切った手法、鹿児島でも絶対に活かせると思うんです。僕の場合は、今、いろんなものが混ざりすぎてルーツが見えにくいと言われています。もう少し解りやすくしないといけませんね。
Mimiさん→
え〜何度も行かれたのですね。羨ましい!日本人の2人に1人は行った、という事になっている様ですが、mimiさんの様なリピーターが圧倒的に多かったのかも知れません。僕は行ったことはありません。
湯布院や黒川の様なブランドイメージは、逆に危険だと僕も思います。普通に、地元の人が楽しめる商店街が一番ですよね。珈琲と、本屋さんとCD屋さん、あとは映画館が欲しい・・・。
テディ
2006/09/24 19:10
異化とは、他者の臓器を自分の体に
移植するというか、他の文脈上の物を
己の文脈上に消化する行為で
基本的にこちらに主導権があるわけです。
迎合は他者の期待の延長線上に自己を
すり合わせていく行為であると思います。
マティック
2006/09/24 22:18
おっと、切り込んで来ましたね。異化と迎合の違い、良く解りました(詳しいですね)。線引きが難しい問題だと思いますが、僕の仕事は、誰かの期待を背負って成り立つ部分が多く、己を中心とした世界ではないと言えます。アートか、デザインかという議論に近いかも知れませんね、そういう意味では、オーテマ・ハウス周辺の景観作りは、アート作品にはなり得ないでしょうね。あくまでも「万博」路線で、来場者に喜んでもらえるかどうかが大事な部分です。これもすり合わせなのかな・・・?