精神世界(上)
先日、iTunesの新機能を紹介したばかりなので、それに関連してこの話題・・・。これまでのCDコレクションをデジタルアーカイブ化した時の快感が、初めて目に見えるカタチになったのだった。CDは既にデジタルな訳だが、一応パッケージメディアとしての物質的な側面が大きい。しかしハードディスクに保存された時、それは純粋な情報に置き換わってしまう。質量がないというか。ハードディスク側は、それが何であろうが、差別せずに受け入れる。パソコンを使い始めた時、絵が質量を持たなくなり「これは精神世界に向かっているな」と実感した事を思い出す。「情報化社会」と良く言われるが、結局のところそれは「精神世界」なのだ。DNAを解読して人類を数値化したり。何故そういう方向に走るのか、それは「デジタル化する快感」に「何か」が潜んでいるからに他ならない。「何か」というのは生物が誕生して以来、DNAに刻み込まれている根本的なものではないのか〜デジタル化するという行為を大袈裟に言えば、肉体と物質から解放されることである。その先にあるものは、「知恵」を他の惑星に運ぶこと。今、私たちはそういう作業を必死でしているのだと思う。僕は、伝統工芸をしている友人にパソコンの導入と作品の3Dスキャンを強く勧めた。こういう知恵が真っ先になくなってしまいそうだから。デジタル化していれば、数千年後に地球以外の場所で再現(復元)出来るチャンスがある。ところで、壊れないハードディスク(或いはメディア)って、あるんでしょうか?(続く)
chinatsu
2006/09/25 10:09
さて、後編が楽しみであります。
マティック
2006/09/25 15:40
ちょっと危ない話題ですよね。宗教ではないのでご安心下さい。
それにしても、何故精神世界に向かっていると?
後編の前に、中編があります!
テディ
2006/09/27 15:50
http://www.photomeeting.de/astromeeting/_index.htm
マティック
2006/09/28 00:23
おお〜。綺麗ですね。これだけ星の数があるのに、宇宙人の存在を信じない人が多すぎます。絶対にいますよ。