フリーの休日

Ashが終わり、若手クリエイター2名と天文館のお寿司屋さんに入り、ちょっとした打ち上げ。実は搬出のためクロージングパーティーに間に合わなかったのだ。気を遣って付き合ってくれた2人に感謝。
二人は、フリーになったばかり、会話の流れで「休日の取り方は？」などいろいろと質問を受けた。思うに、僕の様な仕事は休みを主張できない。365日、24時間フル稼働しているという姿勢は崩した事がない。実際は会社員よりも多く休みをとっているとは思うけれど、波がある。大統領よりも忙しいと自負していた時期もあるし、室内で飼われている猫よりも暇な状態が続くこともある。両者の様な状況で、いかにストレスを抱えずに生きるか。今年の不況も当然影響を受け「首の皮一枚で社会と繋がっている」と思い知らされた。しかし、大手企業に勤めている方も、首の皮二枚程度だと思う。公務員は五枚？
ストレスをためないためには、眠くなったら寝ること。これはフリーの特権でもある。会社の許可を得ずして、平日の昼間に映画も観られる。デスクワークが多い人は、頑張ってイイ椅子を買うこと。
バブルの終わりに社会に出られた僕は、かなりの高度からグライダーに乗って降下していた時期がある事は確かだ。降下な訳だけれど。今は恐らく地面にいる訳だから、これからは上昇していくしかない。クリエイティブな仕事とその世界が、イメージしづらいだろうというのは、学生を見ていて解る。
でも素晴らしい仕事なんですよ！お茶石けんじゃないけれど「あきらめないで！」
写真は不況にノックアウトされたヒトデくん。あきらめないで！