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date 2010.1.17
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昨日に引き続きAmazonネタです。アーティスト名や著者名、監督名で検索してCDや書籍、DVDを買うのは一般的な行為として定着しました。しかし僕の様な職業=デザインに関わっている人がクローズアップされる機会は、こういった検索ではほぼありません。書籍は、売れれば売れただけ著者にそれなりの印税が入りますが、99%の場合、装丁したデザイナーには初回のギャランティしか入らないんです。イラストレーターも同じです。この仕組みは今後も変わることはなさそうですが、例えば「装丁家検索」「イラストレーター検索」「デザイナー検索」が出来る様になったらどうでしょうか。デザインという仕事への理解が加速されると思います。実際、納品してしまうと、そこから諸費者がどのような受け取り方をしたのかも解らないんです。仮に、「装丁が良かった」「イラストが良かった」というレビューが上がってくれば、制作側の励みにもなるでしょう。「ジャケ買い」という行動があった様に、Amazon上でも想定外・・・いや装丁買い、イラスト買いといった事が起こりうるかも知れません。
コレとかコレとかコレとかコレとかコレなどは僕がイラストを担当したものです。そんな訳で・・・よろしくお願い致します。

Comments: 6 comments

  1. take@かごMUG

    ふんふん、なるほど、おっしゃる通りだと思います。
    「装丁家検索」「イラストレーター検索」「デザイナー検索」は良いアイデアだと思います。
  2. 装丁で話題になるのってほんの何人かだけですもんね、
     
    自分も書店で気になる装丁は手に取ってデザイナー確認するときあります。
    だいがいは有名な方ですけど。
    さすがに本のジャケ買いは未だないな〜
  3. 僕もレコードをよくジャケ買いする(そしてかなりの確率で「当たる」!)ので「装丁買い」大賛成です。
  4. take@kagoMUGさん→
    基本的には裏方の職業なんですけど、少しでも一般的な興味が高まれば世の中が変わってくると思います。
    しば氏→
    やはり手にとってクレジットを確かめたくなる本はありますよね。使っている紙の種類まで検索出来ると・・・それは行き過ぎかも知れませんが。本のジャケ買い、洋書だとたまにあります。先日しば氏が紹介していた「草かざり」は良さそうですね。
    yappyさん→
    鹿児島は、あまり書籍が売れない地域だと聞いたことがあるので、いろんな方向から興味を持ってもらいたいですよね。目指せセクシーな本棚!
  5. こむぞう

    僕は元Xjapanのhideさんのファンですが、
    アルバムが Ohtematic デザインだった時
    正直震えました。
    ジャケ見ただけで、すぐマテさんだ!
    って分かりましたよ。
    あの当時はインターネットも
    あまり普及されていない時代。
    何も知らなかった僕は
    ビックリしましたし嬉しかったです。
    音楽もデザインも「アーティスト」として考えたら
    共同作品ですよね。
    僕も大賛成です。
  6. こむぞうさん→
    有り難うございます、震えて頂いて・・・。ジャケットデザインや装丁家の方で、ネームバリューがある人はほんの一握り。どの世界もそうかも知れませんが、それに続く優秀なフォロワーがいる筈ですよね。匿名性が高い部分を誇りにしているという側面もあるので、なかなか難しい問題だとは思いますが、今回は敢えて提案しました。